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県産品レポート 2007年春号
県産品レポート
海辺に光る美術館
東山魁夷せとうち美術館
 瀬戸大橋記念公園の近くに、2005年にオープンしたのが「東山魁夷せとうち美術館」。日本画の大家、東山魁夷画伯の祖父は坂出市櫃石(ひついし)島のご出身。また、瀬戸大橋のライトグレーの色は画伯のご提案によるものだそうです。そんな深いゆかりのあるこの地に、画伯の版画作品を県にご寄贈いただいたことから美術館が建てられることになりました。
「あまも」という特製まんじゅう
  小さな美術館ですが、それだけにじっくりと画伯の作品に向かい合うことができます。また、鑑賞後に階段を下りると、瀬戸の波を間近に見る喫茶コーナーもあります。おすすめは、開館を記念して生まれた「あまも」という特製まんじゅう。「あまも」とは海草の一種で、この上用まんじゅうには青のりが練り込まれ、上品な塩あんが中に入っています。櫃石島と瀬戸大橋、春の海をながめながらのお茶の時間は、特別にぜいたくな時間のように思えました。
東山魁夷せとうち美術館 電話0877−44−1333
http://www.pref.kagawa.jp/higashiyama/

万葉の島
  瀬戸大橋記念公園の西、美術館の先には「沙弥島(しゃみじま)」があります。島と言っても今は陸続き、「瀬戸大橋記念公園球技場」の看板を入れば、車で行くことができます。ここは、柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)が「万葉集」に、「玉藻よし 讃岐の国は 国柄か 見れども飽かぬ 神柄か・・・狭岑の島の 荒磯面に・・・」と詠んだ狭岑(さみね)の島。一周30分ほどの遊歩道も整備され、その起点には人麻呂の歌碑や陶板で作った49枚の歌碑が立てられており、ゆっくりと万葉の島を散策することができます。
万葉の島
  ここには坂出市出身の作家・中河与一氏の「愛恋無限」の文学碑もあります。浜の松原にひっそりと立つ石碑は、庵治石で建立され、碑面は人間国宝・藤原啓氏の手による備前焼の陶板です。その石碑の前に広がる海は、おだやかに美しい瀬戸内海。驚くほど透明度が高く、清らかな波がサラサラと砂浜に打ち寄せます。瀬戸内海が美しさを取り戻しつつあることを実感できる浜辺です。夏は海水浴場としても人気がある沙弥島。また、浜や展望台からは、絵のように連なる瀬戸大橋の姿を眺めることができます。
 毎年4月下旬(2007年は4月29日(日))には、ガイド付きで万葉のみちを歩く「万葉ウォーク」が開催されています。万葉集に登場するヨメナを入れた万葉粥の試食や希望者に古代米を使った万葉弁当の販売される予定です。
問い合わせ・申し込み 
坂出市万葉会館 電話 0877-46-9154

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