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県産品紹介 民芸品
高松張子
高松張子
 高松市内の鍛冶屋町には、古くから玩具や人形を商う店が軒を連ね、様々なオモチャ類が作られていました。
 張子細工もこのひとつで、「デコさん」といわれる人形玩具や面などが、子供達の良き遊び友達となっていました。
 とりわけ、おマキ伝説にちなむ「奉公さん」は全国によく知られており、そのほのぼのとした素朴な味わいが多くの人々の共感を呼んでいます。
【奉公さんのいわれ】
 数多い高松張子のうちでも逸品で、郷土の顔を持っている。おかっぱ髪型で眼は細く、微笑をたたえた口元に、松竹梅くずしに宝珠模様のあざやかな赤い着物の童女の立像。
讃岐一刀彫
讃岐一刀彫
 讃岐一刀彫の歴史は古く、金比羅宮・御本宮への途中にある旭社二層入母屋造りの建立時(1837年=天保8年)の頃といわれています。
 全国から腕利きの宮大工が集まり、昼休みの時、木切れに鑿(のみ)を競い合い造り出されたのが始まりというのが通説です。土産品として最初に作られたのは平べったい多キ達麿で、その後、七福神をはじめ、仏像、各種置物が作られるようになりました。
 材料は、昔はお宮の神域にあるクスの皮がついた原木で造られていましたが、その後、現在は、肥松(樹齢が200年以上の赤松を使用。油分が多く年月が経つほど赤茶色に変化し艶がいい。)や楠で造られています。昭和初期までは、達磨の胴体は原木のままで、顔と頭の部分だけ彫刻していましたが、今は、全身彫刻で磨いてあるのが多くなっています。
讃岐獅子頭
讃岐獅子頭
 獅子頭は、もともと神前や仏前に安置され礼拝されていましたが、やがてこれを操作し、神徳仏恩を表現するようになったといわれています。
 獅子舞は、その後これが変化し、祭礼の際、天下泰平、五穀豊穣を祈願して神社に奉納されるようになったものであろうといわれています。
 讃岐の獅子頭は、あご、耳、取っ手など一部を除いて張り子の手法によってつくられています。
 粘土の型に和紙を貼り合わせ、型抜きをした後、胡粉や漆で素地を作り、様々な装飾を施して完成となります。
 乾漆作りのため軽量で丈夫なところが大きな特徴です。
讃岐提灯
讃岐提灯
 讃岐提灯は、10世紀以前、四国八十八ケ所奉納提灯として生まれました。そのため寺社特有の図柄や紋様を用い、また、極彩色に飾られた宝物として神社仏閣に保管された讃岐提灯が多数残されています。
 江戸時代の初期の讃岐提灯の中には、病の治癒等の祈願用に作られ日本唯一の三重作りの「一本がけちょうちん」が生まれました。
 その技法は最近まで秘伝にされていました。最初の提灯は内側から龍神を描き、これを経文を書いた提灯が包み、この外を極彩色で飾られた提灯が隠して仕上げます。特徴としては縁起をかついで竹を切らずに三重作りの提灯を製作することです。
 現在の讃岐提灯は、いままでの古典的な技法に加え、竹ヒゴを折り曲げてつないでいく「新讃岐一本がけ」という独自の技法が考案されています。