VENDERS出店者紹介

イヅツみそ

使用している県産品

白みそ
伝統の讃岐白みそ
香川県観音寺(かんおんじ)市豊浜町(とよはまちょう)のイヅツみそは、昭和6年の創業以来85年続く味噌蔵です。
日本には味噌ブランドが全国で18個あありますが、そのひとつである<白みそ>を製造し、さぬきの食文化を守り続けています。
香川と言えば、あん餅入り白みそ仕立てのお雑煮が有名ですが、それも<白みそ>。
甘酒と同じように麹の酵素がお米のデンプン質を糖化させることで甘みを引き出し、
他の味噌よりも高い温度帯で3日という短期間で仕込むため、上品な甘みとまろやかさが際立ちます。
米の比率が多く発酵・熟成期間が短いため色が薄く、芳醇な甘みとなめらかさが特徴で様々な料理と相性抜群です。
粒を極限まで摺り、なめらかさ・調理のしやすさを追求するとともに、<白みそ>は大豆を蒸さずに煮るなど、着色させない工夫を製造工程の随所に取り入れ色味を綺麗に仕上げています。
出店当日は香川県内のスーパーでもおなじみのパッケージや11〜12月季節限定品の糀歩合(こうじぶあい)25割「サヌキ白みそ 白豊」の販売も行います。
糀歩合とは味噌の麹の割合で、25割はお米の甘みや麹の香りが強く出たものです。
イヅツみそには約50もの味噌桶が使われており、古いものは明治時代、100年以上使われたもの。杉の香りが移らないように、酒蔵で仕込み用に使われた桶をゆずり受け、修理しながら大切に使っています。
これらの桶では、じっくりと発酵させる豆味噌や赤味噌なども作られています。
お味噌の味わいの違いも楽しんでください。