FARMERS出店者一覧

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丸高製帽所

使用している県産品

帽子

 

 

 

店主より

香川県内ではもちろん、県内でもめずらしい帽子製造メーカーです。

国内で流通している帽子のほとんどが海外製造品であるなか、

日本の帽子職人が1点1点製造した帽子をもっと色々な人の手にとってもらい、良さをわかってもらいたい。

そんな想いで出店させていただきました。

消えつつある縫製という日本の文化を残していきたいと感じています。

今どきなデザインを取り入れつつも瀬戸内ならではの雰囲気も残しながら帽子職人が1点1点製造しています。

大量生産品と違った温もりを感じられる帽子を広めていきたいです。

 

 

丸高製帽所について

観音寺市村黒(むらぐろ)町の「丸高製帽所」は創業80年。
布製帽子を中心に展開し、すべての帽子を熟練の職人が手作業で完成させています。
ミシンで帽子の曲線を手早く正確に仕上げていくには、左右の手の微妙な力加減による調整が必要となり、より高い技術が必要とされます。

丸高製帽所では、型と生地の選定から始まり、パターン作り、縫製までを一貫して行っており、何十年と技術を培ったベテランの帽子職人たちが24名ほど、携わっています。


パーツごとに使うミシンが異なるため、7種類16台のミシンが並ぶ。

最近は帽子をはじめ、縫製、繊維業は海外が中心となり、帽子も含む縫製工場は国内の手仕事の技術が消えつつあります。1990年代から帽子を含む縫製品の輸入品量は増え、2016年には縫製品の96%が海外製、残りのわずか4%が日本製。帽子を作る工場は四国内でわずか3ヶ所と急激にその数を減らしています。

「日本の職人技を絶やしたくない。
海外だと大きな工場で大量に作るが、小ロットだからこそできる、きめ細かな帽子作りがある。
例えば、帽子をつなぎ合わせる縫い目を隠すテープの幅も、着心地のよくするために日本製は細い。これはミリ単位の縫製を手と目の感覚を頼りに、1mmと狂うことなく正確に縫い合わせることができるから。これだけのことをできるのは、職人の確かな技術があるからこそです。」

そう語るのは、この春より営業役として加わった、4代目の高橋大介さん。


天井まで高く積み上がった膨大な量の帽子の型。帽子のブランド、サイズごとに変わる型は今でも東かがわ市白鳥(しろとり)で手袋の型を作る会社が手がける。

丸高製帽所の始まりは麦わら帽子。うどん文化が根付く香川県は小麦の産地で、その麦の茎で農閑期に麦わら帽子を作り始めたのがきっかけでした。現在では、その製造も変化してきました。創業当時に作られていた麦わら帽子は、編み込みの麦わらを使用していて、特に高い技術が必要とされ、ここで作ることができるのは80歳を超える職人さん1人のみ、といいます。

1本の長いリボン状の編み込みを、熟練の技で縫い合わせていく。
左右の手にかかる力を微妙に調整していくことで立体的な帽子が形作られる。

細かく編み込まれた麦わらは手作業の素材。機械では作ることができず、現在は中国からの輸入品を使用。手間がかかることから中国でも生産されなくなってきている。

「うちの工場は平均年齢が70代。
2年前に怪我で1人が2ヶ月休まざる得ない時期があったのですが、その人が得意としていた、裁断作業を同じレベルの技術で引き継げず、大変だった。
職人の誰か1人でも欠けてしまっては、もう廃業するしかない、という状況です。
今、その技術を引き継げる、ボーダーラインなのだと思い、稼業を引き継ぐ決意をしました。麦わら帽子など、1本のテープ状の素材から立体を作り上げる縫製の技術を始め、帽子作りの技術を引き継ぎ発展させていきたいですね」(高橋大介さん)

今後は、オリジナル商品も企画中とのこと。これからの展開も楽しみです。
観音寺で作られた、手作りの帽子の魅力にふれてみてください。

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