旬の時期 | |
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主な産地 | 小豆島、坂出、高松、東かがわ |
古くは温暖少雨な気候を利用した塩づくりが盛んであった小豆島で、400年前に塩を使った醤油づくりが始まりました。
その後、桶仕込みという独自製法による醤油づくりを守り続けています。4~5か月から1年以上もの間、人為的な温度調整を行わず、自然のままに育てることで、まろやかでコクのある味わいと芳醇な香りが生まれます。そんな手間ひまかけた伝統の味、それが香川県産醤油に根付いています。
香川県は昔から醤油の原料となる塩が豊富で、良質の大豆と小麦にも恵まれ、また温暖な気候が醸造に適していました。これらを背景として、現在は小豆島をはじめとして、坂出市、東かがわ市、高松市などで醤油が製造されており、全国トップクラスの生産量を誇ります。また、古くから醤油づくりが行われてきた街並みは観光資源としても貴重。醸造会社によっては、100年以上前から続く天然醸造蔵を見学できるところもあります。恵まれた土地で、伝統の技を大切にしてつくられた醤油は、様々な料理を引き立て、食事の場に笑顔を生み出します。