かがわの県産品 KAGAWA PREFECTURAL PRODUCTS

キク

キクの写真

香川県では、瀬戸内海に面した温暖な気候のもとで、古くからキクの栽培が行われてきました。中でも小豆島は電照ぎくの全国屈指の産地であり、1950年に試作に成功して以降、60年を超える歴史があります。キクは、気品のある大輪、素朴な小菊、可憐なスプレーマム(洋キク)等と種類も多く、いつでもどこでも手に入りやすいことからアレンジメントや生け花として楽しめます。県内で栽培されている品種は「せいいっせい」、「せいこうさい」などがあり、この他にも、キクを満開にしたフルブルームと呼ばれる新しいタイプのりんギクや、古典ギクの一つ「嵯峨ギク」が栽培されています。

旬の時期
出回り時期 最盛期(旬の時期)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
主な産地
丸亀市、小豆島町、観音寺市
  • ディスバッドマムについて

    ディスバッドマムは、洋風のアレンジメントにも合う新しいタイプのキクで、その水揚げや日持ちの良さといった長所を活かし、様々なシーンで活用できます。
    花の形やカーラーバリエーションが豊富で、これまでのキクがあまり使われてこなかったブライダルなどのお祝い事はもちろんのこと、生け花やお葬式に至るまで幅広く使われています。

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きく部会長 西尾佳晃さん
団体名 香川県農業協同組合 大川地区営農センター園芸課
団体所在地 東かがわ市中筋53-2
おすすめの食べ方 生け花、フラワーアレンジメント
県内小売店 県内小売店
東かがわ市の西尾さんは、約14棟のハウスでキクの電照栽培を行なっています。電照栽培は、日が短くなるにつれて開花するキクの特性(短日性植物)を利用した栽培方法です。夜間照明を照らすことで、日照時間を錯覚させ、開花を人工的に調節しています。こうすることで、需要の多い時期や品薄の時期に収穫でき、年間を通して提供出来るようになったのだそう。また、キクは温度により、その成長の様子が変わります。「花をつける時期」、「成長する時期」を細かく管理し、美しい1輪の花を育てているのです。 洋花嗜好になってきている現在、キクの美しさをたくさんの方々に知ってもらいたいと話す西尾さん。昔ながらの和室はもちろん、日本モダンなお部屋にも存在感を放つキクの美しさを楽しんでみてはいかがでしょうか。