かがわの県産品 KAGAWA PREFECTURAL PRODUCTS

マダイ

マダイの写真

桃色に青色の星をちりばめたような鮮やかな色を放つ、魚の王様「タイ」。桜の咲く頃に獲れるものが脂ののりが良く、最も美味しいと言われています。また、この時期、産卵のために瀬戸内海へ入り込むので「桜ダイ」とも呼ばれます。一時は漁獲量も減少していましたが、最近では漁獲量も増え、店頭での価格もぐっと手頃になっています。

旬の時期
出回り時期 最盛期(旬の時期)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
主な産地
備讃瀬戸
  • 歯ごたえのある身は淡白な味で、塩とともに蒸し焼きにした「浜焼き」は香川の特産品のひとつ。現代にまで引き継がれている、伝統的な味です。他にも、活きのいいタイを丸ごと載せて炊いた「鯛めし」や塩焼きをみそとすり合わせた「さつま」など、香川でも古くから愛されてきた魚なのです。

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仁尾町漁業協同組合理事 今川 利博さん 河田 仁さん
団体名 仁尾町漁業協同組合
団体所在地 三豊市仁尾町仁尾丁1444-1
おすすめの食べ方 刺身、塩漬け、味噌漬け
県内小売店 仁尾魚市場「朝獲れ朝市」等
タイ漁の開始は3月半ばに定置網を設置することから始まります。海中が見えないので網を張るイカリを降ろす作業は、熟練の感とテクニックが必要。タイ漁一番の楽しみは初競りです。一番に競り場に到着した、3kg以上のタイに高値がつけられます。初競り後の4・5月は、漁の最盛期。夜中1時に出港し、市場の競り時間まで何度も網を揚げます。競りが終わっても、その作業は続き休む暇がありません。漁師イチオシの味わい方は、新鮮なうち にさばいた「刺身」や、アラを使った「アラ炊き」「吸い物」。またタイの旨味が味わえ、保存食にもなる「味噌漬け」です。