かがわの県産品 KAGAWA PREFECTURAL PRODUCTS

ピオーネ

ピオーネの写真

ぶとうの原産地は、黒海とカスピ海にはさまれたコーカサス地方と言われます。日本でのぶどうの起源は、平安時代の末に野生種とは別の種類を植えた事と伝わっています。香川では、明治30年に導入され、昭和30年頃から栽培面積が増え始めました。小粒種のデラウエア、大粒種のピオーネ、高級種のマスカットオブアレキサンドリアなどいろいろな品種のぶどうを生産しています。雨が少なく日照時間が長いので、糖度が高いおいしい実がなります。ピオーネは、巨峰とマスカットを交配したもので、香川で最も多く生産されている品種のひとつです。黒紫色の大きな果実は上品な甘さが人気。種のないニューピオーネは、贈答などに人気があります。秀品ランクで平均糖度17.0度以上のものは「さぬき讃フルーツ」として販売されています。

旬の時期
出回り時期 最盛期(旬の時期)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
主な産地
高松市、さぬき市、三豊市、綾川町、多度津町

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香川の住みます芸人“梶剛”さんが県産品をレポート

動画「第46回 ピオーネ(ニューピオーネ)」を見る

橘農園 橘 忠一さん
団体名 高松大一青果株式会社
団体所在地 高松市瀬戸内町40-12
おすすめの食べ方 生食、シャーベット、ゼリー
県内小売店 県内の小売店、産直あさの、JA香川の店等
さわやかな酸味と甘みのバランスがよい紫黒色の大粒ブドウです。皮と果肉の間のおいしい部分に栄養があるので、皮付きのまま食べるのがおすすめ。濃厚な果汁が口いっぱいに広がります。日照時間と温暖な気候に恵まれた香川県では、良質のブドウが育ちます。生産者は枝の選定や、種無しブドウにする作業、袋がけ等、腕を上げた姿勢が続きます。そのため視線の位置にブドウの実がなるよう、木の高さも低めに調整されています。ハウス栽培の友、加温機は良質のブドウを作るために必要なもの。燃料高騰や気候変動に悩まされながら、知恵をしぼり、ていねいに作業が続けられます。実がつき始めたブドウは2ヶ月程かけて成長し、収穫を迎えます。おいしい頃合いを熟知した、ベテラン生産者が自信を持って出荷するピオーネは、例年6月中旬頃から店頭に並びます。近年は種のない「ニューピオーネ」も人気。旬を迎え出荷が増える8月頃がお買い得です。