LOVEさぬきさんリポート LOVE SANUKISAN REPORT

芸術の秋という言葉がありますが、香川の旅は秋の日の芸術鑑賞にぴったり。「猪熊弦一郎現代美術館」や「東山魁夷せとうち美術館」。島に渡れば自然とアートの融合「ベネッセアートサイト直島」。庵治石の里には、石のアート作品が点在し、世界的な彫刻家の「イサム・ノグチ庭園美術館」があります。
そして、今回ご紹介するのは、小さな美術館がある温泉地「塩江」。山あいの豊かな自然に囲まれた塩江エリアには、心ときめくさまざまな出会いがあります。

高松の奥座敷は「国民保養温泉地」

高松駅から車で約1時間、高松空港からは車で約10分、大自然に抱かれた香川県最大の温泉郷「塩江温泉」があります。「湯愛(ゆめ)の郷」と名付けられたここは、環境省の「国民保養温泉地」に指定されています。これは、数多くある温泉の中で、温泉利用の効果が充分期待され、健全な温泉地としての条件を備えている地域が指定されるもの。これは、源泉の効能の高さや保養地としての環境、温泉を利用した医療設備、スタッフの充実、災害に対する安全性や交通の便などの条件を満たすことが必要で、四国では愛媛県の湯ノ浦温泉と塩江の2カ所しか指定されていません。
この塩江温泉がある塩江町は、昭和31年(1956年)9月に誕生した町でしたが、2005年9月に高松市と合併し、現在は高松市塩江町となっています。その昔から、「高松の奥座敷」と呼ばれた塩江は、まさに今、市の奥座敷に位置し、大切なお客様をお迎えし、くつろいでいただく癒しエリアなのです。

1300年の歴史ある湯

塩江温泉は、約1300年前に、名僧・行基により発見されたといわれています。しかし、はるか遠い時代の伝説で、確かめるすべもありませんでした。ところが、奈良薬師寺の前管主である松久保秀胤氏がこの地を訪れ、塩江に伝わる梵字を記した一つの石を見て、「行基菩薩がこの地を訪れた可能性は非常に高い」と発言してくれたのです。これにより、温泉地の薬師堂に、木曽ヒノキの一木造りで行基座像が祭られることになりました。これは、奈良の唐招提寺の重要文化財、行基座像のレプリカ。ありがたいお姿を祭ったお堂(篝山湯ノ薬師)は、今も地元の人の手で守られ、年に一度は薬師寺の主催で護摩供養が行われています。ちなみに行基は、薬師寺の二代目別当(住職)でもありました。

塩江エリアの観光問い合わせ:高松市塩江支所 電話087-897-0131
塩江温泉観光協会:電話087-893-0148(営業10:00~17:00毎週水曜定休日)

行基が開いた萩の寺

高松市街地から国道193号をたどり塩江エリアに入ると、間もなく左手に「最明寺(さいみょうじ)」の標識が見えます。標識に沿って左折し、道沿いに流れる香東川を渡れば「最明寺」があります。この寺は、塩江温泉を発見した行基が大宝元年に薬師如来像を彫り、如意輪寺として開基したと伝えられています。後に北條時頼が再興し、最明寺と改名したという由緒正しき名刹。特に9月のはじめから仲秋の名月の頃まで、萩の花が境内に咲きこぼれ、多くの人々が訪れます。

おじいちゃんの工房

この期間の「萩まつり」に骨董市などが開かれますが、ここに作品を出品するのが、寺のすぐ近くに住んでいる大上忠夫さん。大上さんは塩江町竹細工同好会「おじいちゃんの工房」のリーダーとして活躍してきました。メンバーは、支所の近くにある工房に集まり、自分達で竹を切り出し、作品づくりにいそしんでいましたが、現在は高齢になり、ついつい足が遠のいているとか。そういう大上さんは94歳というご長寿。箱の似顔絵同様、温かく楽しいお人柄と作品です。
かつて塩江の竹は、全国に名をはせた特産品でした。戦前戦後を通じて年間約1万束も産出されて、建材などに使われていました。竹の皮は食品の包装素材として、約1万4千キロも送り出していました。しかし、生活様式の変化で、竹は使われなくなり、塩江の竹林は荒廃が目立つようになったのです。そこで、その竹をどうにか有効利用しようと、昭和61年(1986年)に発足したのが塩江町竹細工同好会でした。

拝啓黒まめ様

「おじいちゃんの工房」の作業所の隣りで、袋詰め作業を行っているのは「悠農クラブ21」。こちらも地元のシルバー世代が大活躍のグループで、塩江の美しい自然を生かした特産品を作りたいと取り組み、山あいで栽培する清らかで安全な黒豆に注目しました。黒大豆は、生活習慣病にも効果があると注目される食品ですが、塩江の黒豆は町出身の京都大学農学部の教授・佐立博士が分析したところ、イソフラボンやサポニン、アントシアニンなどの有効成分の含有量が群を抜いて多く、「日本一の黒豆」とお墨付きをいただいたそうです。その黒豆を使い、お茶を出した後の豆もそのまま食べることができる「お茶くろ豆」、かめばかむほど黒大豆の甘味、滋味がじんわりと口に広がる甘納豆「拝啓黒まめ様」を販売しました。「拝啓黒まめ様」は、平成13年度香川県加工食品最優秀賞を受賞しました。

ティアラのような花、桜色のカーネーション

塩江支所を過ぎると、三差路があり、左手に入ると県道43号線。観月橋を渡って進み、やがて右手に入って山道を進むと、農業組合法人「香花園」があります。専業農家の方が中心になり、昭和49年(1974年)に設立された歴史ある農業組合法人です。
ここでは、昭和61年のピートマットによる養液栽培の確立をはじめ、さまざまな最新技術を導入して来ました。平成11年にはバケット輸送を開始。バケット輸送とは、花を新鮮なまま届けるために水につけたままで輸送する方法で、導入時は国内では珍しかったため、オランダから器具を直輸入したとか。段ボールなどの廃材も出ないので、環境的にも優れた輸送方法だそうです。

そして、今、香花園さんが力を入れているのが、香川県オリジナルの新品種「ミニティアラシリーズ」。“ティアラ”とはご存じ、王冠型の髪飾りですが、まさに宝石や星の輝きのように、先のとがった小さな花びらがたくさんついているのが特徴。今までの、カーネーションのイメージとは、また違った愛らしい輝きです。この「ミニティアラ ピンク」は、2007年香川県で開催された「ジャパンフラワーセレクション」切花部門でベスト・フラワー賞とブリーディング特別賞をダブル受賞しました。
また、数年かかって園独自に生み出したオリジナル品種は「リコ」。薄い上品なピンクの花は、日本人の大好きな桜色。この秋、品種登録の予定で、これから2年くらいかけて、市場に出る予定です。ここは、農家の方への苗の販売などが主ですが、電話をすれば個人の注文も受けてくれます。

問い合わせ:農業組合法人 香花園 電話 087-897-0478

秋には黄金の大イチョウ

県道43号線を引き返し、途中を左手(南)に入っていくと、「ガソリン道」と呼ばれ、その昔はガソリンカーという鉄道が走っていた道があります。今は、季節の散策路やサイクリングロードとしてもおすすめ。車でも行けますが、対向が困難なので気をつけて走行してください。一方、観月橋を渡り、国道193号まで戻って進むと、右手にあるのが「谷岡食堂」。ちらし寿司や鮎の塩焼き、冬のしっぽくそばなど、地元の味も楽しめる人気の食堂で、秋のシーズンには“松茸うどん”に出合えることもあります。
食堂の先を右手に入れば、昔は奥の千本桜と呼ばれた桜の名所や綾川の原流域の戸石、先は綾上の柏原渓谷などに至ります。国道の先には、やがて左手に地元の農産品が集まる産直「里ちゃん市場」が見えてきます。さらに進めば、塩江温泉の手前左手に、樹齢600年を超える大イチョウがそびえる岩部八幡神社があります。

せせらぎに囲まれた美術館

岩部八幡神社のバス停を過ぎれば、右手に見えてくるのが「高松市塩江美術館」。平成17年に町立美術館から合併により高松市で2館目の美術館として新たにスタート。建物は、自然光をうまく取り入れ、明るい展示室が特徴。常設展示室は、塩江町出身の洋画家熊野俊一氏の作品展。企画展示室では、個人展やグループ展が開催され、ホールなどではコンサートも開催され、文化教室や陶芸教室も行われています。
周囲には水路がもうけられ、石のアート作品や歌碑などが点在し、せせらぎを聞きながら散策を楽しむことができます。庭には、塩江町の造形作家・中井弘二郎氏のアイアン作品も置かれていました。また一帯は「ホタルと文化の里公園」、グランドや野外ステージなどがあり、イベント会場ともなります。

問い合わせ:高松市塩江美術館 電話087-893-1800
休館日:月曜日・年末年始(12月29日~1月3日)/開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)

道の駅の人気商品

塩江温泉郷の中心地、国道沿いにあるのが道の駅「しおのえ」。地元の特産品や農産物にも出合えるおすすめのスポット。
こじんまりとした店内ですが、お菓子から木製品、健康に良い食品やグッズ、珍品、逸品と、さまざまな土産物が置いてあります。店頭の産直市には花や果物、新鮮な野菜が並び、人々のふれあい拠点ともなっています。奥には休憩コーナーもあり、季節には「拝啓黒まめ様」にも出合えます。この店人気NO1は「しおのえふじかわ牧場」のソフトクリーム。さっぱりとまろやか、ミルクの深い甘味が人々をとりこにしています。ほかにも、辛さバツグン!ゆず風味の香辛料「ばいしん」、アマゴを素材にした味わい深い味噌「めし狩り」、「なかの茶園」さんの銘茶が、地元の人気商品と教えていただきました。そこで、この後は、この人気商品を訪ねてリポートを続けます。

問い合わせ:道の駅「しおのえ」電話087-893-1378(営業8:30~19:00毎週火曜日定休日)
道の駅の前には、国道を挟んで「塩江温泉観光案内所(電話087-893-0148)」があり、宿泊の予約ができます。

民の疲れを癒やしたい

その前に、道の駅に隣接してある公営の立ち寄り湯を訪ねましょう。道の駅の駐車場から木造の橋を渡れば「行基の湯」があります。車なら、道の駅の先(国道)から右手に入る橋を渡れば、広い駐車場があります。木の感触がうれしい館内には、内湯、低温サウナ、露天風呂とあり、心地よい湯浴みのひとときが待っています。泉質はアルカリ性低張性冷鉱泉。皮膚病、胃腸病、健康増進、アレルギー疾患、リウマチなどに効能があります。温泉の名前はもちろん名僧・行基に由来するもので、行基は東大寺の大仏造造営の勧進に起用され、745年(天平17年)には朝廷より日本最初の大僧正の位を贈られています。また、日本各地で、橋や溜池、無料宿泊所づくりなどの社会事業・慈善事業に生涯をかけた人でもありました。この湯には、働く民の幸せを願い、温泉を発掘した行基の思いが込められています。働く人々の疲れを、ゆったりと癒やしたい「行基の湯」です。

■行基の湯 電話087-893-1126
◆休館日:毎月第1、第3月曜日・年末年始。祝日の場合はその翌日/開館時間:午前10時~22時(入館は21時30分まで)
お風呂上がりにおすすめは、行基の湯の休憩所「やすんば」で週末にオープンする「サロンドボーテ和」。30分のノーマルコースから、カラーセラピーやまつげパーマ、ネイルケアもでき、フェイシャルコースにはすべて肩こりマッサージがついているそうです。「とってもいいよ」と、行基の湯の女性スタッフの方に教えていただきました。
■サロンドボーテ和 電話087-816-8181

湯上がりの地元蕎麦

温泉施設の隣り、橋(歩き専用)を渡ってすぐ左手にあるのが「そば処・行基庵」。ほっとなつかしい座敷に上がって、地元のそば粉を使ったそばをいただくのは、湯上がりのぜいたく。ざる、ぶっかけ、かけなどがあり、ちくわ天そばや山菜そばもあります。かけ汁は注文時に申し出ると甘口にもしてもらえます。また、約6人前半の粉で、水まわしから包丁まで約1時間という「蕎麦打ち体験」も可能です。塩江の思い出に、ここで育った蕎麦の味もお楽しみください。

問い合わせ:そば処 行基庵 電話087-893-1726

竹細工の体験工房

行基庵の隣りには、竹細工のかわいいショップがあります。ここは「バンブーワーク」というグループの皆さんが、竹細工を教えてくれる体験工房。予約をすれば、婦人会や子供会、学校などへ出張教室にも出かけています。かわいいカエルやカニの置物、美しい四海波と名付けられたカゴ、壁掛けなど、注文に応じて、30分くらいの体験時間からメニューを選んでくれます。なかには珍しい、木工品の乾燥窯でじっくりといぶした漆黒の「いぶし竹」もあり、橋の上などにある“竹あかり”は、グループの皆さんが作ったそうです。

問い合わせ:行基の湯

弘法大師由来の滝

塩江温泉郷の看板近くにある標識を左手に入れば、山手に「不動の滝」があります。弘法大師が修行をしていると、不動明王が現れたことで“不動の滝”とよばれるようになったと伝えられ、滝の高さは約40m、巨石が五段の階段状になっているので「五段の滝」ともいわれています。駐車場やベンチもあり、紅葉も楽しめるスポットです。

ホタルの里のいろり宿

今度は、国道から一つ山手の旧道沿いにある「魚虎旅館」におじゃましました。ご主人は、塩江温泉をホタルの里にしようと苦労を重ねた「温知会」のリーダー。会は、昭和52年(1977年)からホタルの飼育をはじめ、水や自然、温泉地の環境問題に取り組み、「ホタルまつり」も開催されるようになりました。玄関を入れば、ロビーの床はガラス張り、川魚がゆうゆうと泳いでいます。自慢の居間はいろりの間。鮎の塩焼きや地鶏の陶板焼き、ぼたん鍋を味わうことができます。温泉と食事だけを楽しむ日帰り利用もOKです。
ここでは、道の駅人気商品の一つ「ばいしん」の販売にも力を入れていると聞き、おかみさんにお話を伺いました。塩江の味自慢の一つ「鮎の塩焼き」は、“たて酢”というものにつけて食べますが、この“たて酢”の代わりに、考えられたのが「ばいしん」。特に辛みが強い夏に収穫した青唐辛子と冬にもいだユズの皮をすり下ろしたものを練り上げて作りました。とにかく、ぴり辛で大人の旨みがたっぷり。そばやうどん、鍋のつけ汁や天ぷらなど、新しい刺激を楽しめます。

問い合わせ:魚虎旅館 電話 087-893-0121

メタボにもおすすめ

道の駅の手前にある三差路を国道から右手、県道7号線に入ると塩江のシンボルの一つでもある「内場ダム」が広がります。その内場池沿いに手軽に田舎暮らしが体験できる「セカンドステージ」があります。ここは、滞在型体験宿泊施設で、自然の中で楽しむさまざまな体験メニューが用意されています。長期滞在は中高齢者の利用も多く、生活習慣病の予防や改善を考えた食事と体験プログラムは、ダイエットとしても喜ばれています。農業体験はもちろん、陶芸、パン教室、うどん打ち、フラワーアレンジメント、草木染め、着付け、社交ダンス、絵手紙などなどがあり、カラオケ、カルチャー、ダンスにリラクゼーションルームも備えられています。また近隣のゴルフ場やテニスコート、温水プールでスポーツも楽しめ、讃岐の東端にある引田「讃州井筒屋敷」での体験も送迎付きで楽しめます。地元の素材を使った和食に天然温泉、長期滞在を楽しめる施設は、リーズナブルな料金で、ご家族やグループの1泊からでもおすすめです。

問い合わせ:セカンドステージ 電話 087-893-1100

清流の幸をいただきます

内場池沿いには、養殖場直営の「あまご三昧」があります。炭火で焼くアマゴの塩焼き、活き作りの刺身。新鮮なアマゴを堪能できる専門店です。そして、この店が売り出しているのが「めし狩り」。焼いたアマゴの身をくだき、みりんと味噌と砂糖であえた絶品。ごはんがおいしくて、とまらなくなるので「めし狩り」と名付けられたそうです。

問い合わせ:あまご三昧 電話 087-893-1623 水曜定休/11時~19時

牧場体験と全国に知られたスイーツ

内場池の南の端を看板に沿って右手に入ると、道の駅で人気NO1のソフトクリームを生み出した「しおのえふじかわ牧場」があります。ミネラルたっぷりの清流で牛たちを育てる牧場には、馬や羊ものんびりと歩いていています。予約をすれば、牛の乳搾りやバターやカッテージ、アイスクリームづくり体験もできます。

ここでは、上質の牛乳からオリジナル商品が次々と誕生しました。全国チーズケーキ博覧会で5位入賞を果たした生チーズケーキ。ミルクと抹茶味のソフトクリームと卵未使用のアイスクリームに、焼きプリンと牛乳プリン。味わったことのないさわやかなコクの上質バター。本場ドイツより直輸入のチョコレートを贅沢に使った特製チョコチップアイスのアイスサンド。そしてこの秋売り出すのがまろやかな「アイス最中」。また、焼き肉も楽しめ、イノシシの肉も手に入るおいしい牧場です。そんな中で今人気上昇中なのは、ほのかに甘い泡雪のような牛乳豆腐「雪の華」。料理の一品にも、デザートにもなる逸品です。

問い合わせ:しおのえ・ふじかわ牧場 電話 087-893-0235

清らかな阿讃のしずく

牧場のすぐ近くには、ペンションや会員制リゾートマンションがあり、日帰り温泉施設も点在しています。周辺には、竜王山や大滝山の山並みが迫ってきますが、その山深い高地でおいしいお茶を育てているのが「なかの茶園」。先代が昭和40年から茶畑を本格的に作り始め、現在は標高700mから800mのあたりに1.5ヘクタールの茶畑を持ち、年間15㌧ほどのお茶の葉を摘み取っているそうです。ここは、お茶栽培の農家であり、製造から小売りもしているという珍しい茶園です。ご主人は、静岡のお茶の専門学校で研修を受け、茶園を継いだ専門家。昼夜の寒暖の差が大きく、水が清らかで、その上、有機肥料などでこだわりの栽培を行うここのお茶は、本当に味が良いとさまざまな所から注文が来ます。塩江のスーパーや小売店、道の駅などで販売していますが、電話でも注文を受けています。煎茶製品の「阿讃の雫(しずく)」と「清山(すがやま)」、阿讃山脈の清らかな風と水を思い起こさせる銘茶です。

問い合わせ:なかの茶園 電話 087-893-1131

秋の塩江温泉では、11月初旬に「大護摩供火渡り式」、中旬には地元の特産品がずらっと並ぶ「もみじまつり」を開催予定。紅葉も美しい塩江の秋。癒しの温泉地にぜひお越しください。

問い合わせ:塩江温泉観光協会 電話087-893-0148 (営業10:00~17:00毎週水曜定休日)