讃岐のマダコは、どんな料理も合う~
香川で獲れた旬のマダコ料理が食べられると聴いて、梶さんがやってきたのは丸亀市にある"さぬきダイニング認定店"ほくろ屋。
店主・山田さんが、水槽で泳いでる見事な大ダコをさっそく調理してくれました。切り取った脚がなま板で暴れるほどの活きの良さ!
皮を剥ぐと、真っ白な身が現れます。「これはウマそうやなぁ~」手際の良さに梶さんも目が離せません。
身がプリプリして、甘~い
出てきた料理は身の部分は刺身に、剥いだ皮と吸盤は素焼きに、脚先の部分はそのまま躍り食いと、いろんな味わいが楽しめる一皿。さっそく刺身を食べてみると「うわ!プリプリコリコリしてて、ほんまに甘い!」。
瀬戸内のタコはワタリガニやエビなどを食べているため、身が甘いのだとか。
店主・山田さんは「ニンニク効かせたオリーブオイルで炒めても美味しいですよ」とニコニコ顔。香川の郷土料理"いもタコ""タコ飯"など和風はもちろん、洋風・中華など多彩な料理に使えるのもタコの魅力です。
男木島沖でタコ漁をリポート!
タコ料理を堪能した梶さん、続いて男木島沖へ。瀬戸内国際芸術祭のアーティストにタコや竜をペイントされた"辰巳丸"に乗り込みます。船長の河原さんは、タコツボを使った"タコつぼなわ漁"の漁師。
「タコは年中獲れるけど、特に夏はよく獲れる」のだそう。次々と引き上げられるツボから、どんどんとタコが現れます。1回に100個くらいのタコツボを沈めるのですが、どこに沈めたかは「島の形で覚えてる」と聴いて、梶さんビックリ!「さすが海の男は違うわぁ」。
素早い!パワフル!
ツボから出てきたタコを、漁師さんがひょいひょいと生け簀へ移すのをみて、やってみたくなった梶さんが、さっそくチャレンジ。でも獲れたてのタコはめちゃくちゃスピーディでチカラが強い!悪戦苦闘して、なんとかお手伝いできました。
タコはタウリンが豊富で疲労回復にも効果があるとか。
「タコ食べて疲れ取らんとアカンわぁ」。香川県産タコの活きの良さを身をもって体験した梶さんでした。