LOVEさぬきさんリポート LOVE SANUKISAN REPORT

第53回 デコポン(不知火)

地域からニッポンを元気にする、よしもとの一大プロジェクト“あなたの町に住みますプロジェクト”。香川の住みます芸人“梶剛”さんが県産品をレポートしてくれます。

リポーター

うどんのように太く長く愛される芸人を目指しています!これからの梶剛に乞うご期待!

梶 剛(かじつよし)

NSC大阪校22期生
2005年ムーディ勝山と“勝山梶”結成
2008年ABCお笑い新人グランプリ新人賞
2010年ピン芸人“梶剛”として活動
出身地:香川県三豊市 1981年3月28日生まれ

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昨年「さぬき讃フルーツ」にも認定されたばかり、最新イチオシの県産品。
「大きい実は、味が大味」というイメージを覆す、デコポンの
魅力に梶さんが飛び込みます!

  • 選ばれた一級品だけが、デコポンと呼ばれる

    すっかり冬色に染まった空の下、寒さに負けず鮮やかに柑橘類が輝いています。梶さんがやってきたのは、高松市下笠居地区にある“みかんのマルキン”さん。40mほどの大きなビニールハウスの中では、溢れんばかりにデコポンが実っています。さっそく、生産者の福家さんにデコポンの基礎知識を伺った梶さん、そこには驚愕の事実が! なんとデコポンは、ポンカンと清美を交配させた品種『不知火』で、「糖度13度以上、クエン酸1度以下」など、熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標で、日園連の会員に限り利用許諾されているものが『デコポン』として出荷されているそう。「つまりデコポンは“商標”で、“品種名”ではないんですね!」。意外なエピソードに、梶さんも、ビックリ。

  • 甘味の秘密は貯蔵にあった

    デコポンの旬の時期は通常2月~4月の出荷ですが、香川では独自の技術により幅広く、12月からなんと7月まで美味しく食べられます。旬が長い理由を福家さんに聞いてみると「しっかりと温度管理して貯蔵することで、より糖度が増すんです。」とにっこり。長いものだと、3ヶ月くらい貯蔵するとか。また、できあがったデコポンの品質に合わせて、貯蔵期間は調整しているなど栽培農家ならではの工夫も。福家さんのデコポン愛に、梶さんも深く頷きます。

  • 味とデコはチャーミング、サイズはダイナミック

    やはり魅力は名前にもなっている『凸(デコ)』の部分。眺めていると2人とも、思わず「かわいいですね」と笑みがこぼれます。もちろん、見た目だけではありません。他の柑橘類より糖度が上がりやすく、味も抜群。デコポンは、大きく赤みが強いものほど甘くておいしいそうです。梶さん、自分の手のひらよりも大きいデコポンを見つめながら、「きっと食べごたえもバッチリですよね…」と試食を待ちきれない様子です。

  • ひと剥きすれば、香り弾ける!

    貯蔵庫に向かい、梶さんお待ちかねの試食。手にずっしりと感じる重み、デコの部分から思い切って皮を剥きます。その瞬間、デコポンならではの、甘く爽やかな香りがふわっと広がります。「めっちゃ、いいニオイ~」食べる前から梶さん大満足。そして、大きな一房を思いっ切りほおばると…。「ジュースみたいに果汁があふれて、口の中で実がブワーッと弾ける!」甘さの中に程よい酸味があり、手が止まりません。「食べた時に感動してもらえる商品をつくりたい」福家さんの思いは、しっかりと梶さんに届いたようです。

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