LOVEさぬきさんリポート LOVE SANUKISAN REPORT

瀬戸内国際芸術祭でにぎわうまち

美しい海や素朴な島の風景と現代アートを楽しむ「瀬戸内国際芸術祭」は、2010年10月31日まで。島々や期間中に限らず香川には、個性的な美術館が点在しています。例えば、金刀比羅宮には円山応挙の作品を所蔵する「表書院」や「高橋由一館」、瀬戸大橋のたもとには「東山魁偉せとうち美術館」、庵治石の里には「ジョージナカシマ記念館」など。芸術の秋はアート王国「香川」に、ぜひともお越しください!
そして、今回のリポートは、芸術祭の島としても注目される小豆島土庄エリア。この秋、西沢立衛氏の水滴をイメージした建築と内藤礼氏による水の作品という美術館がオープンする豊島(てしま)も巡ります。

小豆島観光の玄関口

高松港からフェリーで約1時間、高速艇では約30分。オリーブの島として知られる小豆島・土庄港へ到着します。瀬戸内海で2番目に大きな島は山の緑も豊かで、船が島影に近づくにつれ、リゾート気分が高まります。かつて、壺井栄の小説「二十四の瞳」で一躍有名になったこの島。その像の傍ら、高速艇やフェリー乗り場に面してあるのが「土庄港観光センター」。小豆島の観光拠点として、島の土産物がずらりとそろっています。

この秋オススメ人気のおみやげベスト3を伺うと、オリーブの葉エキスを使った「オリーブ茶」、特産のそうめんとオリーブがコラボした「おりーぶ手延べそうめん」、今話題の「小豆島オリーブラー油」でした。やはり、健康食材として話題のオリーブが人気。この店のオーナーは、小豆島オリーブ株式会社。もちろん、そのオリーブ製品も大人気。ベスト3は、健康料理に最適「純粋 食用オリーブ油」、素肌美人のひみつ「化粧用バージンオリーブオイル」、さわやかな素肌のために「オリーブ美容石鹸」でした。
さて、そのオリーブの葉には、中にハート型をしたものがあります。それは、四つ葉のクローバーのように幸せを呼ぶ幸運のオリーブといわれています。そのしおりも、ここにありますので、探してみてください。ここでは、島の名物そうめんを味わうこともできます。絶妙のだしは、やはり土庄にある元屋醤油の「天然醤油」を使っています。これもうれしいおみやげになります。

土庄港観光センター 電話 0879-62-1666
営業時間8時-18時(4月~11月)~17時30分(12月~3月)/年中無休
小豆島オリーブ(株) 本社電話 0879-62-1277

陶芸体験

土庄港から西へ歩いて10分ほど、小豆島の焼き物として有名な神懸焼の窯元「神懸窯(かんかけがま)」があります。ここでは、予約により工房見学や昨陶体験、純銀粘土アクセサリー製作などができます。神懸焼の魅力にもふれてみましょう。

炎の郷 神懸窯・窯元神懸焼 室井香悦 電話 0879-62-4857 8時30分~18時

幕末から続く島のごま油

土庄港に船が入るとき、岸壁に見えてくる工場は「かどや製油株式会社」。どこからか、香ばしいにおいも漂ってくるごま油の会社です。島のそうめんにも欠かせないごま油。その歴史は、安政5年(1858年)小豆島で「加登屋製油所」が創業したことに始まります。近くの農家で収穫したゴマや菜種を集荷し、自ら搾油して製造。その頃の油は、そうめんに使われるだけでなく、明かりのための燈火用としても使われていました。そして、この地に、ごま油づくりの卓越した技が育っていきました。やがて昭和32年(1957年)、「加登屋製油株式会社」として東京に本社を設置。そして昭和51年に「かどや製油株式会社」と商号を改めます。現在では、世界各地から集めた原料のゴマを製品にし、日本全国はもちろん世界各地に送り出す大企業です。その製造を一手に引き受けているのが小豆島工場。日本最大規模のごま油の生産施設として高く評価されています。
健康志向の高まりに合わせ、ごま油の製品もバラエティー豊かに広がりました。おなじみの純正ごま油は、白、黒、黄金とあり、いりごま、ねりごま、ラー油、黒ごま&オリゴ、そして、健康食品の極めつけ「ごまセサミン」も人気上昇中です。
小豆島工場には、島で育ったごま油の歴史を伝える「今昔館」があります。ごま油のテイスティングや工場見学もできますので、ごま油とぜひ親しくなりましょう。

かどや製油株式会社 電話 0879-62-1133
今昔館 営業時間9時~12時 13時~17時/休館 毎週土・日・祝日、お盆休み

島にも、おいしい「うどん屋さん」

かどや製油さんの手前、住宅地の一角にあるのが「(株)おおみね」。小豆島ならではの物産を扱うここには、オリーブ製品や島の醤油、手延べそうめんはもちろん、なんと香川県産オリジナル小麦「さぬきの夢」を使った冷凍讃岐うどん、生うどんも人気商品。ここには、おいしいさぬきうどんを味わえる「おおみねのうどん屋さん」もあり、手打ちうどんづくり体験もできます。

(株)おおみね 電話 0879-62-1147/8時~17時/定休日は日曜日と水曜の午後

オリーブのラーメン、パスタも登場!

オーキドホテルの横の道を標識に従って鹿島に向かう道の途中に「(株)共栄食糧」があります。ここは、今話題の「オリーブサラダパスタ」や「オリーブラーメン」を製造している製麺会社。最初は、そうめんづくりから始めたので、そうめんや伊吹島のイリコを使っためんつゆがおいしいのは当たり前。普通の太さの3分の1という細めん「庄八麺」も島独特のうどんとして定評があります。オリーブオイルを生地に練り込んだパスタは、食感ものどごしもさわやか。セットにしたオリーブオイルドレッシングも大人気で単独の商品になりました。「オリーブラーメン」はNHKの番組でも取り上げられた逸品。オリーブオイルと麺づくりの技が絶品ラーメンを生み出しました。おいしいスープもついていますので、手軽に楽しめます。

(株)共栄食糧 電話 0879-62-5826

迷路のまち

土庄港から、今度は東へ車で約5分。土庄エリアの新観光スポット「迷路のまち」があります。約680年前、南北朝の政権争いに巻き込まれた小豆島。この島を舞台に陸上と海上で激しい戦いが繰り広げられました。当時の攻防戦に備え、複雑な町並みが造られ、今なおその迷路のような道筋が残されているのです。そこは、現在土庄町の商店街でもあります。米穀店に酒屋さん、靴屋さんに荒物店、食堂やカフェもある島のくらしが香る商店街。その町並みから、2軒のお店をたずねてみました。

両陛下へ献上の甘味

「岡田長栄堂」は、小豆島霊場第58番札所「西光寺」の門前筋、迷路のまちの入り口にあります。創業百年、島四国を巡るお遍路さんを、また観光客を温かいお接待の心で迎え続けてきました。数々のお菓子が並ぶ店頭で、ひときわ目を引いたのが美しい彩りの箱に入った「島かげ」。上等のこし餡を求肥で包んだこの和菓子は見た目も味も上品。なんと平成16年天皇皇后両陛下が小豆島に御行幸された際のお茶菓子として献上されました。
岡田長栄堂の近くには、俳人尾崎放哉の記念館があります。ここで開かれるお茶席のお菓子としても人気があるというのが「大師まんじゅう」。こしあんを薄皮で包み、蒸し上げた酒蒸し饅頭で、あっさりとした甘さで幾つも口に運んでしまうほど。長栄堂は、桟橋通で大師の宿と土産物店を開いていますが、そこでも店頭で蒸し上げる「大師まんじゅう」が大人気。ほかにも、地元のハーブを使った「ハーブクッキー」、エンジェルロードにちなんだ「天使の散歩道」、「オリーブ羊羹」など、島ならではのスイーツに出合えます。

岡田長栄堂 電話 0879-62-0055 営業時間8時~19時/定休日なし

玄米もち「ばんすけ」

路地に面したあんどんに尾崎放哉の句があるのは米穀店・高橋伴幸(ともゆき)商店。伴幸というのはお父さんの名前で、現在の店主伸幸さんは4代目。ちなみに「ばんすけ」は屋号。ここは、米穀店なので米を扱うのは当然ですが、小豆島名物のそうめん「島の光」も扱っています。そして、迷路のまちのPRになるものを作り始めたのが「玄米もち」。大阪で知った玄米餅が珍しく、試行錯誤しながら商品化しましたが、残念ながら売り出すのは11月から5月までの寒い時期。玄米は暖かいとガスが発生し、保存ができません。保存方法に苦心した結果、期間限定で売り出すことにしました。売り出しの時期に訪れた際には、おみやげにぜひどうぞ。甘みがあって香ばしく、ひと味違ったおいしい切りもちです。

高橋伴幸商店 電話 0879-62-0067 営業時間8時~20時/定休日は特になし

世界一の海峡

迷路のまちの近くには、ギネス認定の世界一の海峡があります。世界一狭い土渕海峡です。海峡横の土庄町役場で横断証明書も発行しています。

島思いの新そうめん

土渕海峡のすぐ東に土庄町商工会があります。この商工会が、小豆島のまちおこしに生み出したのが「島愛麺」。新たなそうめんの魅力を見つけようと、夏祭りでそうめん料理のレシピを募集。その1位となったのが、ラーメンとして食べるそうめん「そうらーめん」。この本格鶏がらスープのあつあつ手延べそうめんに、「島愛麺」と名付けて商品化しました。手軽で、おいしく、これからの季節にもぴったり。「島愛麺」のおいしさに、ぜひ出合ってください。
土庄町商工会では、毎年11月上旬に土庄町総合会館で「大商業まつり」を開催しています。土庄町の特産品、おいしいものも大集合します。ぜひお出かけください。

土庄町商工会 電話 0879-62-0427

おんばたの老舗

土渕海峡の中心、淵崎港前にあるのが仁三郎・葛西正商店。一帯は「おんばた」と呼ばれ、その昔は船が横付けにされていたそうです。「仁三郎(にさぶろう)」は江戸時代からの屋号。現在は小豆島の特産品をいろいろと扱っていますが、もともとは米屋であったので、「小豆島産コシヒカリ」も扱っています。清らかな水で一生懸命育てる小豆島の米は味がよくリピーターも多いとのこと。そうめんでは、特別上質の小麦粉で作る「おりーぶの花」がおすすめ。また、半生タイプの手延べうどん「大吉うどん」、島独特の柔らかい「しょうゆ豆」、佃煮製品、オリーブ製品、珍しい「カタクリソーメン」などなど、島の逸品を金額に合わせてオリジナルセットにしてもらうこともできます。10月には、絶品「オリーブの新漬け」も出回ります。仁三郎オリジナルセットで小豆島の味を楽しんでみませんか。

葛西正商店 電話 0879-62-0157

ランチに島のごちそうを

国道436号が池田方面に曲がる渕崎交差点の近く、「海と山の幸ヒコス」があります。島のおいしいものが食べたいという人に大人気。週末のランチは、満席になることもしばしば。メニューは、その日その季節、一押しの食材を使うオリジナルメニュー。おいしい魚介に新鮮な野菜、たっぷりと島のごちそうを味わえます。

海と山の幸ヒコス 電話 0879-62-5619 営業時間11時~13時半・16時~21時半/水曜定休

歌舞伎の舞台と竹の家

渕崎交差点から県道26号線を進むと、やがて肥土山農村歌舞伎の舞台や棚田の風景が広がっています。その近くには、国際芸術祭の作品、約5千本の竹で作られた台湾人作家、王文志さんの「小豆島の家」も見えてきます。

麺匠の極上品

その「小豆島の家」からも近く、肥土山に向かう手前にあるのが小豆島麺匠「甚助」。大正10年創業の「甚助」の麺づくりのこだわりは相当なもの。小麦の中でも良質な中心部のみを使った雑味のない味わい大吟醸「貴珀(きはく)」や小麦を丸ごと挽き昔ながらの懐かしい味を再現したという「玄麦(げんばく)」、島パスタの逸品「小豆島手作りパスタ」など、匠(たくみ)のこだわり麺が待っています。直販のショップでは芸術祭期間中に限り、ソフトクリームやぶっかけそうめんも味わえます。

甚助 電話 0879-62-1363

海が見えるみかん園

県道26号線から県道27号線(銚子渓方面)に進むと、見えてくるのが「夕陽ヶ丘みかん園」。小豆島は季節ごとにおいしい果物が実ることでも知られていますが、柑橘類のおいしさにも定評があります。そのおいしい温州ミカンのみかん狩りを楽しめるのがここ。今年の期間は10月5日から12月10日まで、1月以降は小豆島ならではのスイートスプリングやネーブル、イヨカン、デコポン、はるみなどを直販、通信販売で買うことができます。みかん狩りを始めて40年、魚粉たっぷり100%の有機質肥料で、特別にミカンが甘いと評判。毎年楽しみに待っているリピーター客も多数です。夕陽ヶ丘の夕陽色のミカン。ぜひ味わって見ましょう。

夕陽ヶ丘みかん園 電話 0879-65-2350・090-7145-3859/みかん狩りは10月5日~12月10日

銚子渓

銚子渓にあるのが「銚子渓お猿の国」。この前には「銚子茶屋」や「滝見茶屋」があります。小豆島みやげも並び、渓谷の緑を長めながら島のそうめんもおいしく味わえるので団体客にも大好評です。

銚子渓お猿の国 電話 0879-62-0768

小豆島の石材

県道26号線を進み島の北側に出てしばらく走ると、道の駅「大坂城残石記念公園」があります。小豆島の石材の歴史は古く、約400年前、徳川家康が大坂城築城のおりに採石を命じましたが、城の石垣が完成後に残されてしまった石が今もそのまま浜にあります。小豆島の石は、ほかにも江戸城や皇居めがね橋、東大寺参道石、法隆寺、興福寺などでも使われているそうです。道の駅にある資料館のパネルによると、島の採石場は47箇所、年額200万トンで、全国シェアの10分の1。しかし、記念館の橋本会長に伺ったところ大半が埋め立て用の捨石で、墓石などになるのはごく一部。かつては20~30軒あった建築用の石材店も現在では1軒になってしまったとか。そこで、少しでも島の石材にふれていただきたいと、石の小物も製作し道の駅で販売しています。道の駅にはおみやげや軽食コーナーもありますので、島の石材に触れ一休みしていきませんか。

道の駅 電話 0879-65-2865

技能士ご夫婦の「島の光」

県道26号線を再び土庄港に引き返し、笠ヶ滝不動への標識を入れば「岡田初義製麺所」があります。今は亡き父の光儀さんと、そうめんの消費が増え始めた昭和46年ころから作り始め40年近くになるそうです。今は、初義さんと優子さんのご夫婦2人で午前3時半から作業をはじめ、1日14時間近くもかけてそうめんを作っています。作業は気を休める暇もありません、温度や湿度を読み間違うと、せっかくこねた150㌔を泣く泣く捨ててしまうこともあるそうです。こうした妥協のないこだわりと、愛情のこもった丁寧な仕事で「島の光」は作られています。初義さんは初年度に、優子さんはその10年後に、厚生労働省認定単一「製麺」技能士を取得。島でも数少ない技能士ご夫婦です。

岡田初義製麺所 電話 0879-62-1793

小豆島より一つ一つ、愛情込めてお届け

県道26号線を真っすぐ進み県道254号線に入って進むと見えてくる「小豆島ヘルシーランド(株)」では、土作りからはじめた”オリーヴ”の樹を、毎日愛情込めて育てています。そして「心と体の健康を追求する」をテーマに、”生命の樹”と呼ばれるその”オリーヴ”を余すことなく丸ごと活かした化粧品・健康食品の開発・製造・販売を行っています。中でも爆発的な人気を得ているのが天然オリーヴ100%の無添加美容オイル「ジ・オリーヴオイル」。一度使えば手放せなくなる という美肌づくりに欠かせない一滴です。ただし、期間限定商品ですのでお問合せください。

小豆島ヘルシーランド(株) 電話 0120-77-0000 (受付時間9時~18時(日曜は休み))

待望のブランド牛誕生!

土庄は、その昔から牛を育ててきたことでも有名です。そして、今注目を集めるのが「オリーブ牛」。そこで、開発を手がける小豆島畜産部会石井部会長を訪ねました。鳥取県で開かれた「全国和牛能力共進会」で、うまみ成分のオレイン酸が多く入っていることも審査基準になるという話を聞き、オレイン酸を多く含む島のオリーブをエサにしようと思いつき、失敗覚悟でチャレンジを始めました。特産品とはいえ島のオリーブは貴重品。オイルを絞った後のものを原料とするため手に入るのは11月から12月ころのみ。それを乾燥させて一年のエサに加えます。集めたエサはすぐに腐るので、午前と午後に分けて運搬し、雨風から守り天日に干していましたが、紫外線は良くないという話を聞き、今年はとうとう専用の乾燥機まで導入しました。そんな努力の甲斐があって、「オリーブ牛」の評判は上々。「脂が上品でおいしい!」「柔らかくておいしい!」「うまみが深くておいしい!」とすでに「おいしい」コールが急増中。これを香川県のブランド牛としてしっかり育て上げたいと、原料確保と普及に懸命に励む石井さんです。

石井部会長 電話 0879-64-6044

土庄港からフェリーで約50分、豊島の家浦港へ到着します(唐櫃までなら約30分)。芸術祭を契機に進化を続ける豊島にも、魅力の観光ポイントや産物があります。

豊島石

その一つが豊島石。しかし、もう採石は行われていないので、清水霊泉下の「ふくろうの家」で貴重な作品にふれてみましょう。

ふくろうの家 電話 0879-68-3051

豊島レモン

瀬戸内海は、日本の地中海。気候もよく似ているのでオリーブ栽培に適しているといわれてきました。豊島には、日本一といわれるオリーブ畑も広がっています。それならばレモンの栽培にも適しているはずと、11年前からレモン栽培を始めた岡本さん。今では「豊島レモン」というブランドを確立し、関東方面を中心に多くのファンを持つようになりました。このレモンが人気なのは当たり前、島の清らかな風と水に恵まれ、温暖な光を浴びて、栽培時農薬や化学肥料は使わず、丹精込めて育てられているのです。
その自慢のレモンで、マーマレードやロールケーキを作っているのが社会福祉法人「みくに園」のみなさん。日本でもここだけという島の完熟レモンを素材に、保存料も着色料も一切使わず、豊島自慢のスイーツを作り上げました。豊島レモンと砂糖だけというマーマレードは、最高に安全でさわやかな甘み。ロールケーキのレモンクリームは酸味と甘みが絶妙のバランス。「最高のでき!」と目を細める岡本さん。そんな声に後押しされ、9月から「みくに園ガーデンカフェ」がオープンします。ここでは、スコーンと、豊島レモンのレモネードを味わうことができます。(オープン記念はセットで1ドル!)ただしオープンは月曜日~金曜日の13時30分~15時まで、季節も限定で開店の予定。

社会福祉法人みくに園 0879-68-3165(FAX兼用)・0879-68-3161
岡本 満さん 0879-68-2118(FAXでご連絡を)フレッシュレモンは12月から4月まで

島のランチスポット

豊島には、ランチスポットが少しずつ増えてきました。その中で2軒のお店を紹介します。1軒目は農家のお母さんたちが力を合わせて始めたという「うらら」。地元のとれたて鮮魚や野菜を素材にリーズナブルな昼食を提供してくれます。席、数に限りがあるので予約がおすすめ。お弁当も予約できます。

うらら 電話 0879-68-2352(10時~18時/火曜定休)

もう一軒は、豊島で収穫したイチゴを使ったスイーツで話題の「いちご家」。多田農園さんのフレッシュなイチゴをそのまま、季節によってはコンポートでたっぷり加えてくれます。10月までの大人気はふわっとした食感の「かき氷」、冬に向けてはパフェやクレープ、11月末から6月までは新鮮なイチゴを使います。また、ブルーベリーや甘夏も豊島産を使用。さらに、ランチメニューのぶっかけそうめんも豊島のそうめん。豊島を味わうには最適のスポットです。

いちご家 電話 0879-68-2681(11時~18自営業/水曜定休)

かけ足で紹介してきました土庄エリア。ここには、そうめん一つとっても、まだまだ名店がたくさんあります。ほんの一部しかご紹介できませんでしたので、ぜひご自身の目と舌で土庄エリアをご堪能ください。芸術の秋、食欲の秋、島の秋があなたを待っています。