LOVEさぬきさんリポート LOVE SANUKISAN REPORT

秋のおでかけは、やっぱり香川県

「行楽の秋」という言葉があるように、旅に出るにも遊びに出かけるにもピッタリの季節がやってきました。 交通費もお得になる今日このごろ、香川県では、香川の知られざる魅力を体感していただくための“てくてくさぬき”の秋のプログラムが始まり、あちこちで興味深い“まちあるき”や貴重な文化財の特別公開が行われます。 そのメニューにも、もちろん入っている小豆島を今回は訪ねます。その昔から観光の島として知られる小豆島ですが、まだまだ知られざる魅力が眠っていました。

小豆島の小豆島町

古くは島出身の壺井栄の原作による映画「二十四の瞳」の島として知られ、新しくはこの8月22日に全国公開された「ぼくとママの黄色い自転車」のロケ地になった小豆島。現在、この島には土庄町と小豆島町の2つの町がありますが、今回訪ねるのは小豆島町。

香川県のサンポート高松からは、池田港と草壁港へフェリー(約1時間)や高速艇(45分)が運航しています。この小豆島町は、平成18年に内海町と池田町が合併して誕生した町。「二十四の瞳映画村」や「小豆島オリーブ公園」、日本三大渓谷美の一つに数えられる「寒霞渓」などがあり、見て、食べて、体験して、次々と楽しい感動を与えてくれる町です。ここでは、昔から醤油(しょうゆ)や佃煮(つくだに)、素麺(そうめん)などの食品産業が盛んに行われ、オリーブを素材とした製品も近年注目を集めています。つまり、紹介すべき地場産業や商店、商品がめじろ押し。そのすべてを紹介することは不可能。そこで、新しい切り口をテーマに、小豆島町で突撃取材を決行!偏ったところ、紹介漏れがあるやもしれませんが、独自の視点で集めた商品情報を観光地とともにお届けします。この秋の小豆島町新情報です。

(池田港へ)国際フェリー 電話0879-75-0405/(草壁港へ)内海フェリー 電話 0879-82-1080
*小豆島町へは、福田港へ姫路からの航路もあります。(季節によっては阪神から坂手港へも)

全国醤油サミット開催

この秋、小豆島町で話題になっているのは「第3回全国醤油サミットin醤の郷小豆島」。さて、小豆島町には「醤の郷(ひしおのさと)」と呼ばれる一帯があります。 ここでは、太古からの塩づくりを生かし、約400年前から醤油づくりが始まりました。特に明治から昭和にかけては盛んに醸造が行われ、一時は400もの蔵元が軒を並べていました。今でも、そこには往時をしのばせる醤油蔵や商家の屋敷など、登録文化財の建物が残されています。そこで、この風情ある一画を「醤の郷」と名付け、有形無形の島の醤油文化を守り伝えているのです。この「醤の郷」や「小豆島オリーブ公園」を舞台に、2009年10月24日・25日、醤油サミットが開催され、料理教室や講演などの多彩な催し物が展開されます。

小豆島町役場商工観光課 電話0879-82-7007

電照菊のまち

サンポート高松から、キリンやパンダがデザインされた国際フェリーで約1時間。到着する池田港には、すぐ近くに「小豆島ふれあい産直市場」があります。
この産直の人気商品の一つが菊。ほぼ一年を通じて店頭にあります。この地は電照菊の栽培で有名、その始まりは昭和25年でした。電照菊とは夜中に電気をともして開花時期を遅らせて栽培する菊のことで、露地物がなくなり値段が高くなるころに出荷するために考え出されました。日が短くなるにつれて開花する菊の性格を利用して、夜間照明をともすことで花の時期を遅らせたのです。

9月から11月中旬ころ、小豆島を訪れると、深夜に明るくともされた温室の風景を見ることができます。栽培技術の進歩により、現在、多くの明かりがともされるのは深夜0時ころだそうです。
そうして栽培された菊の中でも特に優良な輪菊は「セレクト・マム」というブランド名で、香川県の特選ブランド「K.ブランド」の認定を受けて出荷されています。 また、フラワーアレンジメントに使いやすいまん丸でかわいい“ピンポン菊”なども栽培されています。産直の店頭には、切り立ての花が並ぶので、花の持ちが良いと人気。ここには、もちろん島でとれた新鮮な野菜や果物も並んでいます。

小豆島ふれあい産直市場 電話 0879-61-3220

スモモとオリーブ

小豆島町の農産物で電照菊とともに有名なのがスモモ。6月から7月上旬ころ産直の店頭にもスモモが並びます。小豆島のスモモ栽培は昭和初期にはじまり、今は「レッドスター」のブランド名で知られています。そして、秋になってもスモモのジャムやジュース、アイスクリームやワインなどで楽しむことができます。
その“すももジャム”や“すももドリンク”を作っているのが「東洋オリーブ株式会社」。池田港から国道に出て草壁港方面に向かえば、国道と「ふるさと村」に向かう道の交差点に、オリーブの木に囲まれた建物があります。これは、昨年オープンした築約60年の木造倉庫を改装した東洋オリーブさんの新ショップ。どこか懐かしく癒やされるスペースで、約50品目を販売しているそうです。

小豆島にオリーブが導入されたのは明治41年(1908年)。
昨年100周年を迎えて、島の特産物としてますます注目され、今、オリーブを使った新製品が続々と生み出されています。東洋オリーブさんは、その名の通り、オリーブ製品で有名な企業。昭和30年から豊島でオリーブの植樹を始め、昭和38年からオリーブオイルの搾油や塩蔵加工品に取り組んできました。その後、オリーブオイルを生かした化粧品づくりを始め、2007年から新ブランド「トレア(ToLea)」を立ち上げました。ここでは、要予約で工場見学をすることもできます。オリーブの搾油は11月上旬から12月下旬がシーズンです(日曜祝日、第2第4土曜日はお休み)。

東洋オリーブ株式会社 電話 0879-75-0260 フリーダイヤル 0120-750-271

ふるさとのそうめん

東洋オリーブさんのショップの前の道(県道250線)を進めば、2~3分ほどで道の駅「ふるさと村」に到着します。途中には、秋祭りには観客席になる「池田の桟敷(国指定重要有形民俗文化財)」があります。ちなみに、この亀山八幡神社の秋祭りは10月16日で、海から太鼓台を運び込むという珍しい「躍り込み(押し込み)」を見ることができます。 「ふるさと村」は、道の駅でもあり、海の駅でもあります。宿泊施設や体験施設も充実し、さまざまに小豆島を体感することができます。その体験メニューを紹介すれば、陶芸、手打ちうどん、オリーブクラフト、釣り、ヨット、シーカヤック、12月中旬からはいちご狩りもできます。 ここには、「手延べそうめん館」があり、小豆島素麺の製造方法などを紹介しているほか、長い箸を使って行われる「はし分け体験」も行えます。また、その場で作りたてのおいしい素麺を味わうこともできるのです。

ふるさと村手延素麺館  電話0879-75-0044

小豆島は兵庫県たつの市と奈良県桜井市と並ぶ、日本の三大そうめん産地の一つ。今から約400年前の江戸時代の初めに、お伊勢参りに出かけた島の住人がその製法を持ち帰ったのが始まりと伝えられています。

長年の技を誇るおいしい素麺が「ふるさと村」でも多く販売されていますが、この秋おすすめは、小豆島手延素麺協同組合の「あったかそうめん」。箱入りとカップ入りがあり、熱湯3分、あっという間においしいそうめんが出来上がります。秋の夜食にピッタリ。この手軽さとおいしさは、やみつきになります。
この「あったかそうめん」をはじめ、ふるさと村の売店では、小豆島産100%のエキストラバージンオイル、すももアイスクリームなど、島の特産品がずらりと並んでいます。

小豆島ふるさと村公社 電話 0879-75-2266

オリーブ収穫祭

再び国道に戻れば、道の左手高台に道の駅「小豆島オリーブ公園」があります。オリーブは小豆島のシンボル。この公園には、オリーブ記念館やハーブクラフト館、ギリシャ風車や愛の幸せスポットというエリエストローダ(オリーブの輪)など、オリーブをテーマにしたさまざまな施設があります。もちろんオリーブ製品が販売されているほか、さまざまなオリーブ体験をすることができます。特に10月1日(木)~11月30日(月)までの「オリーブ収穫祭」では、オリーブクラフト体験、オリーブ収穫体験、マイオイルづくり、石けんづくりなど、楽しいメニューが待っています。

小豆島オリーブ公園 電話0879-82-2200

オリーブ園で原木に出合う

池田港からはオリーブ公園の手前、国道沿いからすぐに入れるのは「オリーブ園」。しゃれたレストランやショップがあるここは、大正8年からの歴史がある日本最初の民間のオリーブ園。昭和48年からは、観光農園として一般に公開されています。自由に散策できる園内には、小豆島のオリーブ栽培の原木を見ることもできます。現在では、苗木の育成からオリーブ製品の製造販売まで一貫して行う「オリーブ園」。小豆島のオリーブで作った、人気のオリーブ製品が待っています。

オリーブ園 電話0879-82-4260

オリーブの幸せ

池田港とオリーブ公園の間、国道436号沿いに、オリーブ製品で有名な「井上誠耕園」のショップが今年の夏にオープンしました。また、看板に沿って上がった高台には、今年の春に本格オープンしたカフェ「忠左衛門」があり、オリジナルパスタや石焼きパエリアなどを味わうことができます。井上誠耕園は創業60年。その始まりは、昭和15年、ドングリ林を切り開いて植えた1本のミカンの木でした。終戦直後には、オリーブの苗木を植え、昭和30年代にはじめて収穫しました。そこから加工品の研究が始まり、新漬けオリーブや化粧用のオリーブオイルも手がけました。オリーブが肌に良いと聞いた二代目は自分の肌に毎日塗って、その良さを確かめたそうです。しかし、当時の日本ではオリーブオイルを顔に塗るなど考えられませんでした。美肌に関心が強い女優さんに使ってもらいたいと映画会社に頼みに行きましたが門前払い。ドラム缶に入った上質のオイルを泣く泣く捨てたこともあったそうです。今では、島のオイルは引っ張りだこ。当時の苦労は、遠い物語になりましたが、こうした苦労を乗り越えて、小豆島のオリーブ製品は広く知られるようになりました。特に手摘みの緑果オリーブオイルのピュアでさわやかな味わいは感動もの。黄金のしずくが幸せを運んできてくれることを実感できます。また、島の醤油造りの技とコラボレーションして生まれたドレッシングも人気。10月からはミカンの収穫も始まり、シーズンにはオリーブの収穫祭も予定されています。忙しくなる秋の園。とびきりフレッシュな秋の実りに出合えます。

井上誠耕園 電話0879-75-0057 フリーダイヤル:0120-75-0223

三つ星シェフが認めた味

草壁港を過ぎ、国道436号から県道29号線を寒霞渓方面に向かえば、道の左側に「丸島醤油」があります。この醸造企業の名前を知ったのは池田港の売店。製品の横に昨年秋の朝日新聞の切り抜きが置かれていました。その記事によると、「丸島醤油」の“国産有機しょうゆ”は、パリで開かれた食品見本市に出品され、パリの三つ星レストラン“アルページュ”から高い評価を受け、納品されることになったという記事でした。この“国産有機しょうゆ”は、その名の通り有機栽培の国産大豆と小麦で造られたもので、有機栽培の原料は3~4倍も高値になりますが、あくまでも有機にこだわり、蔵の中でじっくりと約2年間熟成させたものだそうです。ここでは、昔ながらの“古式天然醸造法”にこだわり、手間暇かけて醤油造りが行われています。その製品は、世界中の味覚的に優れた食品および飲料品の審査、表彰、プロモーションを行う世界有数の独立機関International Taste & Quality Institute (iTQi、国際味覚審査機構) で優秀味覚賞に輝きました。
その「丸島醤油」さんが、こだわりの姿勢でこの秋(9月1日)に新発売するのが「オリーブハーブソルト」。オリーブ粉末と岩塩、それにハーブとペッパー、オニオン、ガーリックをブレンドしたものです。ローレル、タイム、マジョラムの3種があり、これも三つ星シェフから高い評価を受けそう。取材の日は、まだ発売前で営業もこれからということでしたが、島内のみやげ物店、県内の量販店、また全国の量販店やデパートで販売予定です。

丸島醤油株式会社 電話0879-82-2101

知事賞受賞のサイダー

国道436号は町役場の内海庁舎の交差点で左折し、さらに左折し、先で直角に右折します。その交差点から路地に入った一画に「谷元商会」があります。ここでは、“神懸焼(かんかけいやき)”の体験をすることができます。“神懸焼”とは、明治8年ころ名勝地であった寒霞渓の土産物として、窯が開かれたといわれ、そのルーツは江戸の発明王・平賀源内の源内焼の指導者が伝授したともいわれています。その昔は寒霞渓裏八景の1つ石門に窯がありましたが、ふもとの安田地区に窯が移されてきたのだそうです。
この“神懸焼”の作品を島内のみやげ物店に納めていたことから、一緒にさまざまな土産物を仕入れて納めるようになった谷元さん。最近では、オリーブドロップスや醤油プリン、オリーブポテトチップスや醤油サイダーなど、小豆島ならではの味を開発し、販売しているそうです。そうして生まれたものの一つが“オリーブサイダー”。これは、オリーブ果汁を使い甘さを控えた清涼飲料水。オイルを採取した後の果汁を使うという環境に優しいドリンクで、オリーブらしいさわやかな後味が特長です。このサイダー、2008年度かがわ県産品振興協議会主催の「かがわ県産品コンクール」で知事賞に輝きました。

谷元商会 電話0879-82-0806

県産品コンクール受賞産品

ちなみに、2008年度同コンクールの審査員特別賞は小豆島町株式会社一ノ蔵(電話0879-82-0015)の“じいじいが孫のために作ったお魚せんべい”でした。これは、食物アレルギーで、たまごや小麦粉を使ったお菓子を食べられない孫のために、じいじい(社長)が一生懸命考えて作ったお魚せんべいだそうです。
また、2007年度同コンクールでは、同町ヤマサン醤油株式会社(電話0879-82-1014)で製造されている“オリーブの里小豆島 オリーブ茶”が優秀賞を受賞。これは、小豆島産手摘みオリーブ葉を100%使用したオリーブ茶です。
2006年度同コンクールでは、同町株式会社高橋商店(電話0879-82-1101)で販売されている“そら豆醤油”が優秀賞を受賞。そら豆と食塩だけで造った醤油は、小麦や大豆アレルギーの方にもおすすめできる醤油で、風味はこいくち醤油そのものです。

本場の本物

続いて訪れたのは第1回(2003年)のかがわ県産品コンクールで、オリーブ茶ペットボトルが審査員特別賞に輝いた株式会社ヤマヒサです。また、第3回目(2005年)の同コンクールでは、同社の“完熟・手摘み限定オリーブオイル”が大賞を受賞しました。

これは、小豆島の自社農園で無農薬栽培したオリーブの実を丁寧に手摘みし、搾り取ったオリーブオイルとのこと。大切に摘んで搾られた自信のオリーブオイルです。 このオリーブオイルや同社の“杉桶仕込しょうゆ”“豆しょうゆ”などには「本場の本物」マークが付いています。これは、製造者を中心とする地域の団体が定めた、こだわりの基準を、(財)食品産業センターが設置した審査専門委員会が認定した「本場の本物」マーク。さらにその基準が適正に守られていることを第三者機関が確認するというものです。こだわりをもって伝統の味をつくり続ける製造者を消費者と結ぶマークだとのことです。 小豆島町では、この「本場の本物」マークの付いたふるさと自慢の製品がたくさんあります。店先などにオレンジ色と緑色の本場の本物マークの旗などがはためき、商品にそのマークが付けられているので、目印にお買い求めください。

株式会社ヤマヒサ 電話0879-82-0442

子どもの醤油

続いて、安田川沿いの路地を入るとある「ヤマロク醤油」にお邪魔しました。ここは、正確な記録は残っていないものの創業150年ともいわれる古い醸造所で、醤油を搾る前のモロミを販売していましたが、昭和24年から醤油屋としてスタートしたそうです。ここでは、まさに土壁の土蔵に大きな杉樽でじっくりと醸造する醤油造りを見学することができます。この歴史ある蔵からは、料理界や専門家から高い評価を得ている“菊醤”“鶴醤”が生まれています。またここの茶屋では、“しょうゆプリン”や“しょうゆワッフル”といった新しい味も次々と生み出され、地元の観光ガイドとして有名なドリームアイランドさんとの共同で卵かけご飯用の佃煮“たまこまめごはん”“子どもの醤油”が新発売されました。ますます目が離せないヤマロクさんです。

ヤマロク醤油株式会社 電話0879-82-0666

ふふふ&びびび

続いては醤の郷にある「森國酒造」さんを訪れました。小豆島で唯一の酒蔵は、2005年にスタートしましたが、そのルーツは1872年創業の高松市栗林町にあった池田酒造。市街地での酒造りあきらめ、小豆島の地で再出発することになったのです。傍らには、カフェや日本酒のミニギャラリーもあり、ランチも楽しめます。もちろんおいしい日本酒もたくさんあって、吟醸搾りたての“酒翁”をはじめ、“ふわふわ”とか“ふふふ”、“うとうと”“びびび”という、とにかく呑んでみたくなるユニークなネーミングのおしゃれな日本酒も並んでいます。

森國酒造株式会社 電話 0879-61-2077

ポリフェノールたっぷり

海辺の道(県道249号線)を醤の郷から「二十四の瞳映画村」に向かえば、「丸仲食品」があります。ここは、“オリーブサイダー”のオリーブ果汁を加工しているところと教えていただき、お邪魔しました。お店からは内海湾を一望でき、心地よい潮風が吹いています。オリーブオイルを製造するとき、オイルを搾った後に残る果実には、まだまだフレッシュな果汁がたっぷり残されています。この果汁や皮には、ポリフェノールがたっぷり含まれ、酸化を防止し、メラニン色素を防ぐ働きもあり、健康にも美容にも良いと分かったのですが、これまでもったいないことに廃棄処分されていました。そこで、これをどうにかして生かせないだろうかと考えました。一つは、ポリフェノールは大変に苦みが強いので、食品にするのが難しかったのですが、それをどうにかしたいと発酵食品研究所の担当者が研究を重ね、糖分でくるむことを考えました。そこで岡山の林原生物化学研究所に相談したところ、オリゴ糖の一種の多糖類ならばその苦みをくるんでしまえることが分かりました。その多糖類を使い、ポリフェノールたっぷりのオリーブ果汁を使ってサイダーをはじめ、さまざまな食品が作られることになりました。「丸仲食品」は手作りのおいしい佃煮屋さんですが、そのオリーブ果汁を使った製品も店頭に置かれています。

丸仲食品 電話 0879-82-0192

二十四の瞳映画村

最後に訪れたのは「二十四の瞳映画村」。ここは、映画「二十四の瞳」(監督:朝間義隆、主演:田中裕子)のロケ用オープンセットを残した小さな村で、瀬戸内海を見渡す海岸沿いに大正・昭和初期の木造校舎や漁師の家が残され、その幾つかはお土産物やお休み処になっています。また、壺井栄文学館や映画館「松竹座」もあり、「二十四の瞳」が常時上映されています。また新施設「キネマの庵」では、1950年代日本映画の黄金期の名作を映像と写真で紹介し、アルマイトの食器が懐かしい給食セットも楽しめます。

二十四の瞳映画村 電話 0879-82-2455

ここにも、小豆島特産の土産物がたくさんあります。小豆島は古くから良質の花崗岩が採れることで知られ、大阪城築城の折にも、島の石が運ばれました。その石を使ったクラフト製品が並んでいるのが「石の店西山」。小豆島町の福田に本社がある西山石材株式会社のショップです。

西山石材株式会社本社 電話 0879-84-2204

小豆島の品々が映画村のオリジナルパッケージで販売され人気を呼んでいるのは「チリリン屋」。竹かごに入った佃煮やそうめんが並び、希少な“生そうめん”やカラフルなオリーブそうめんや梅そうめんもありました。

チリリン屋 電話0879-82-2455

この素麺を製造しているのは「中武商店」。ヤマロク醤油の近くにあり、国道436号から路地を入り山手に上がったところにあります。敷地には“なかぶ庵”というショップがあり、商品の販売はもちろん、食事もでき、工場見学や素麺作りも体験もできます。

中武商店 電話0879-82-3669

「二十四の瞳映画村」では、もちろん醤油や佃煮もたくさん売られています。醤の郷に本店がある「京宝亭」もあり、ここでは店内ある直火釜で小豆島の醤油を使い、昔ながらの手法で佃煮を作っています。この佃煮はここだけのオリジナル商品。やわらかい味と歯ざわりで、絶大な人気があります。

京宝亭 電話0879-82-6336

「二十四の瞳映画村」の前は、オリーブ公園に向かう渡し船の発着所になっています。そこにあるみやげ物店では、秋になるとシタビラメや太刀魚のおいしい一夜干しが並ぶとか。瀬戸の小魚もおいしい小豆島。この秋はおいしいものを求めて渡って見ませんか。