旬が1品種あたり10日程度と短いため、「日川白鳳」「あかつき」「なつおとめ」など熟期の異なる品種が数多く栽培されており、夏の間、多彩な桃を楽しめます。平均糖度12.0度以上の最高級品は光センサー式の選果機で厳選され、「さぬき讃フルーツ」として出荷されます。


太陽が燦燦と降り注ぐ夏、瀬戸内の温暖な気候が育む農産物は、甘みと香りが凝縮されます。また、夏の瀬戸内海には産卵のために多くの魚が集まり、旬の味わいを届けてくれます。

旬の時期:7月香川県では1878年(明治11年)から、本格的に栽培が始まりました。雨が少なく日照時間が長い気候のおかげで、高品質な桃が育ちます。主な産地は丸亀市、さぬき市、三豊市。芳醇な香りととろけるような果肉が特徴で、夏のごく短い期間しか味わえない、香川を代表するフルーツです。
旬が1品種あたり10日程度と短いため、「日川白鳳」「あかつき」「なつおとめ」など熟期の異なる品種が数多く栽培されており、夏の間、多彩な桃を楽しめます。平均糖度12.0度以上の最高級品は光センサー式の選果機で厳選され、「さぬき讃フルーツ」として出荷されます。


旬の時期:6月中国南西部が原産のびわは、かんきつ類と同じく温暖な気候を好みます。香川県は全国3位(2025年統計)の生産量を誇るびわの産地で、主に高松市、坂出市、善通寺市、三豊市で栽培されています。もともとはみかんを西風から守る防風林として栽培が始まりましたが、やがて全国有数の産地へと成長しました。
一つ一つ丁寧に袋をかけて完熟させるなど手間をかけた栽培方法で見た目が美しく甘いびわを生み出しています。大玉で果肉が柔らかく糖度の高い「なつたより」は「さぬき讃フルーツ」にも認定されており、肉厚でジューシー、後味すっきりの上品な甘さが魅力です。


旬の時期:8-9月香川県のナシ栽培は1909年(明治42年)に観音寺市豊浜町で始まり、100年以上の歴史を誇ります。主な産地は観音寺市で、温暖で水はけのよい土地がおいしいナシを育てます。主力品種は「幸水(こうすい)」と「豊水(ほうすい)」の2種。
幸水は糖度が高くジューシーな果肉が魅力。豊水は平均380gの大玉で、強い甘みと適度な酸味のバランスが特徴です。口の中で甘さがすっと引いて風味だけが残るのが香川県産のナシのおいしさ。秀品ランクで平均糖度12.0度以上のものは「さぬき讃フルーツ」として販売されています。


旬の時期:7-9月シャインマスカットは2006年(平成18年)に品種登録された品種で、主な産地は高松市、丸亀市、さぬき市、三豊市、綾川町、多度津町。1粒の直径が500円玉程度の大粒で、種がなく皮ごと食べられます。エメラルドグリーンの美しい見た目も魅力で、高品質なものは果物専門店で桐箱入りで販売されています。
マスカット独特の爽やかな香りと、サクサクとした新食感も特徴。粒のまま冷凍すると天然のシャーベットとしても楽しめます。秀品ランクで平均糖度17.0度以上のものは「さぬき讃フルーツ」として販売されています。


旬の時期:8-9月巨峰とマスカットを交配して生まれたピオーネは、香川で最も多く生産されている品種の一つ。黒紫色の大粒の果実が特徴で、1粒15〜20gほどに生長します。雨が少なく日照時間の長い香川の気候が、濃厚な果汁と上品な甘さを生み出しています。甘さとさわやかな酸味のバランスがよく、後味はすっきりとしています。
現在、香川県では種なしの「ニューピオーネ」が多く栽培されており、食べやすさからギフトとしても人気です。秀品ランクで平均糖度17.0度以上のものは「さぬき讃フルーツ」として販売されています。

旬の時期:5-8月ウナギやアナゴと同じ仲間のハモは、大きいものは長さ2mを超えることもある高級魚。京都や大阪の夏祭りに欠かせない魚として知られ、香川県産のハモも関西方面へ出荷されています。香川県産の中でも小豆島近海で漁獲された300g以上2kg未満であることなど、厳しい基準を満たしたものは、「小豆島 島鱧(しまはも)」というブランド名で出荷されています。
旬はあっさりした味わいが楽しめる梅雨から7月と、濃厚な味わいが楽しめる晩秋の2度あります。小骨を細かく刻む「骨切り」を施すことで、湯引きの梅肉添えや天ぷら、フライなどさまざまな料理で楽しめます。


旬の時期:6-7月讃岐うどんのだしに欠かせないイリコの名産地、観音寺市伊吹島で生まれた新しい香川県産品。カタクチイワシを乾燥させたオリーブの葉と一緒に煮上げることで、魚臭や内臓の苦みを抑え、時間が経っても変色しづらいことが特徴です。オリーブの葉を粉末にして煮熟釜に入れる「ティーバッグ方式」は特許を取得しています。
オリーブイリコは頭や内臓を取り除かず、そのまま鍋に入れるだけで、すっきりとした雑味の少ないだしが取れます。
香川の特産品であるオリーブとイリコが出会って生まれた香川らしい一品です。


旬の時期:7-9月マナガツオは産卵のため夏に瀬戸内海へやってくる、香川の夏を代表する高級魚。丸みのある菱形の体に小さなおちょぼ口が愛嬌たっぷり。「西国にサケなく、東国にマナガツオなし」という言葉があるほど西日本で親しまれてきた魚。マナガツオの名の「マナ」には、「味の美なるを称してつけられた」という説があります。
上品な白身はくせがなく骨も少ないため、刺身・照り焼き・塩焼きなどどんな料理にも合います。中でも香川県産の白味噌で漬けた味噌漬けは、白味噌の甘みとマナガツオの旨みが互いを引き立て合う絶品の味わいです。


旬の時期:7-9月備讃瀬戸で獲れるマダコは「立って歩く」と言われるほど足が太く、身がしまっていることが特徴。ワタリガニやエビを好んで食べるため身はほのかに甘く、プリプリコリコリとした歯ごたえが魅力です。香川県ではタコつぼを1000~2000個ほどくくりつけた網を沈めておき、翌日引上げる「タコ縄漁」という伝統漁法で獲られています。
香川県では昔からタコを好んで食しており、郷土料理の「いもタコ」「タコ飯」をはじめ、刺身・天ぷら・酢の物など和洋中さまざまな料理で親しまれています。


旬の時期:6-7月スイートコーンは一般的なトウモロコシより糖度が高く、香川県では糖度20度を誇る品種も栽培されています。特に甘みとやわらかな歯ごたえが人気の「味来」系統は、収穫直後は生でかじれるほどで、シャキシャキとした食感はまるでフルーツのよう。収穫後は糖度がどんどん下がるため、鮮度が命。購入したらすぐに食べるのがおすすめです。
調理は皮を1〜2枚残して電子レンジで加熱する方法が手軽で、600Wで2分半〜3分、ひっくり返してさらに2分半〜3分加熱すると、味と香りが濃縮した絶品の仕上がりになります。


旬の時期:8-9月三豊なすの栽培は、昭和初期に三豊市の農家が朝鮮半島から種を持ち帰ったことが始まりとされています。普通のなすの約3倍もある大きさで、重さは300〜600g。皮は薄くてやわらかく、とろけるような食感とジューシーな味わいが魅力です。果皮が柔らかく薄いため、県外にはほとんど出荷されず、香川でしか味わえない希少な野菜です。
焼きなす・煮つけ・ステーキなどどんな料理にも合い、なすとそうめんを煮込んだ夏の郷土料理「なすそうめん」もおすすめ。見かけたらぜひ手に取ってみてください。


旬の時期:7-9月秋が旬のさつまいもを早い時期に収穫するため「早掘かんしょ」と呼ばれます。主な産地は坂出市で、かつて塩田として使われた砂地はミネラルが豊富で水はけがよく、かんしょ栽培に最適。
温暖で降雨量の少ない瀬戸内の気候も後押しし、鮮やかな紅色と上品な甘さのさつまいもが育ちます。


穫れたてのさつまいもは皮が薄いので、トースターなどで焼くと豊かな風味をまるごと味わえます。また、貯蔵することにより甘みが増します。コロッケやポテトサラダなど、じゃがいも代わりに使え、きんつばなどの和菓子にも活躍する万能食材です。

旬の時期:7-8月オクラはアフリカ東部原産で、明治時代にアメリカから日本に伝わった夏の代表野菜です。最盛期は1日に2cmも生長するため、毎日、または1日に2度収穫をします。太陽をたっぷり受けた露地栽培のオクラは肉厚です。
オクラは表面に産毛が生えていて、新鮮なものほどガサガサするので、塩で板ずりしてから調理します。細かく刻むほどネバネバが増すため、切り方次第で食感を調整できるのも楽しみの一つ。和え物・サラダ・天ぷらなど幅広い料理に使える万能野菜で、夏の食卓の強い味方です。
