黒豆(香川黒1号)
温暖で日照時間が長く、京阪神という巨大市場から近く、農地として最適な香川県。しかし、面積が小さいためこれまでは出荷量で他地域と競争するのが困難でした。そこで、香川県では他地域との差別化を図るべく、オリジナル品種の育成を行ってきたのです。「香川黒1号」はそんな讃岐の地で生まれたオリジナルの黒大豆です。従来品種の「丹波黒」に比べて、粒ぞろいや色、香りが良く煮豆に最適。良質のたんぱく質やビタミン、食物繊維のほか、最近注目されているイソフラボンやアントシアニンも多く含みます。煮物や甘納豆、お正月の煮豆といった加工品のほか、新豆を枝豆で頂くのも絶品です。「香川黒1号」は、香川大学とJA香川県が収集した「丹波黒」の様々な種子から純系分離育種法により品種改良されたもので、「丹波系黒大豆」としては、全国で初めての登録品種です。粒揃いや品質が良く、作業性にも優れています。煮豆などに加工する際も、色沢、光沢、香り、全てにおいて丹波黒に遜色ない品種です。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期(旬の時期)
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
- 主な産地
- 高松市、三木町、琴平町