かがわの県産品 KAGAWA PREFECTURAL PRODUCTS

三豊なす

三豊なすの写真

なすの原産地はインド東部。日本には奈良時代に中国から伝来し、以来、全国各地で約250もの品種が栽培されてきたと言われます。地方品種の一つである三豊なすは、普通のなすの約3倍も大きく、皮が柔らかいのが特徴です。昭和初期に朝鮮半島へ出向いた三豊の農家がおいしいナスを見つけて、この種を持ち帰ったのが始まりといわれています。一般のナスより開花から収穫まで時間がかかるため、収量が少ない希少価値の高い野菜です。

旬の時期
出回り時期 最盛期(旬の時期)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
主な産地
三豊市、観音寺市、高松市
  • 丸ごと素焼きして焼きなすに。2~3等分して片栗粉をまぶしてソテー。時間をかけてこっくり煮つけ。県民お気に入りの三豊なす料理は人それぞれです。旨みが凝縮されてとろとろになる食感は、どの食べ方でも味わえること請け合い。なすとそうめんを煮込んだ夏の郷土料理「なすそうめん」にするのもオススメです。

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観音寺市大野原町 大西 利明さん
団体名 香川豊南農業協同組合営農部
団体所在地 観音寺市大野原町大野原1931
おすすめの食べ方 蒸しナス、焼きナス、マーボナス等
県内小売店 県内小売店
普通のナスと比べて3倍ほどにもなる大きなナス。徐々にファンが増えてきています。香川県西部では、40年ほど前から栽培されており、この地区ではおなじみの食材で、ナスといえば三豊なすというほどでした。当時から一部出荷されていましたが、県内では、あまり流通しておらず、ほとんど知られていなかったようです。よく売られている千両ナス等、他の品種と比べて、収穫日数が約25日と長く、日持ちがしないということで、地元でほとんど消費されていたのがその理由のようです。実がやわらかく、皮が薄いので、とろけるような食感です。おいしい三豊なすを、たくさんの人に知ってもらいたいと、地元生産者がPRにのりだし、県内各所で販売中です。見かけた時は、ぜひ購入して三豊なすを味わってみて。