旬の県産品一覧

春の県産品

冬の寒さを超えて甘みを増した農産物や、産卵のため瀬戸内海に集まる地魚など、香川県の春の恵みを堪能しましょう!

春のフルーツ

さぬきひめ

旬の時期:11-6月さぬきひめは、2005年に香川県農業試験場が開発した香川県オリジナルのいちごの品種です。高松市、東かがわ市、観音寺市など県内全域で栽培されています。丸みを帯びた円錐形の大粒で、鮮やかな赤色と光沢が特徴。

香川では「らくちん栽培」と呼ばれる高設式養液栽培が広く採用されており、生産者の作業効率化も進んでいます。果肉はやわらかくジューシーで、豊かな香りと甘味・酸味の絶妙なバランスが魅力です。そのままの生食が一番のおすすめです。

女峰

旬の時期:12-5月1985年に栃木県で生まれた品種ながら、現在は全国の約9割が香川県で生産される希少ないちご。主な産地は高松市、三豊市、三木町、小豆島など。美しい円錐形をしており、その形の美しさから東京の高級果物店にも卸されています。

果肉は鮮やかな赤色で、中まで赤く見栄えがよいことから、ショートケーキやスイーツの素材としても重宝されています。甘味・酸味・香りのバランスが絶妙、生食はもちろん、生クリームとの相性も抜群です。

デコポン(不知火 しらぬい)

旬の時期:2-3月香川県産のデコポン(不知火)は、ポンカンと清見を交配した品種で、強い甘みとほどよい酸味、薄皮まで食べられる食べやすさが特徴です。収穫後に貯蔵して酸味を抜き、食べごろを見極めて出荷され、糖度13度以上、クエン酸1.0度以下の秀品は「さぬき讃フルーツ」として販売されます。香川独自の貯蔵技術により、12月から7月まで長く楽しめるのも魅力です。

香川県産のデコポン(不知火)は1つずつ丁寧に袋がけして栽培され、収穫後は最長3カ月ほど貯蔵して、酸味が落ち着き糖度が増してから出荷されます。香川県独自の温度管理技術により、12月から7月ごろまで味わうことができます。薄皮ごとそのまま食べることができ、果汁たっぷりで甘みが際立ちます。

びわ

旬の時期:5-7月びわは、香川の隠れた名産品で、全国3位(2025年統計)の生産量を誇っています。摘花した後、薄く柔らかい果皮を守るため、ひとつひとつ袋をかけて完熟させるなど、手間をかけて育てています。また、大玉で果肉が柔らかく糖度の高い品種「なつたより」は2018年に「さぬき讃フルーツ」に仲間入りしました。

春の魚

オリーブサーモン

旬の時期:4-5月冬から春にかけての低水温を活かして瀬戸内海で養殖されるサーモントラウト。香川県のオリーブブランド魚として2024年に本格的に出荷をスタートしました。オリーブの葉の粉末を加えた飼料で育てることで、適度な脂の乗りとプリッとした歯切れのよい食感に仕上がります。水揚げ後はすぐに活け締めにして出荷するため、鮮度が高いまま消費者に届けられます。

鮮やかな紅色の身で刺身やカルパッチョなどの生食がおすすめ。鮮魚は4月上旬〜5月中旬の期間限定ですが、冷凍品は通年食べることができます。

サワラ

旬の時期:4-6月魚偏に春と書く「鰆(サワラ)」は、備讃瀬戸を代表する春の魚の一つ。4〜5月に産卵のため瀬戸内海に入ったサワラを、江戸時代から続く「流刺し網」という伝統漁法で捕獲します。やわらかくふわっとした白身で、しつこくないうま味のある脂が特徴です。

香川県には、そら豆や麦が実る頃にサワラ料理で親戚をもてなす「はるいお」という慣習があり、押し抜きずし、刺身、塩焼き、味噌漬けなどさまざまな料理が食卓を彩ります。

サヨリ

旬の時期:4-6月細長い体と長く伸びた下あごが特徴的な春の魚。燧灘・備讃瀬戸が主な産地で、下あごの先端の紅色が鮮やかなほど鮮度がよいとされています。春から初夏にかけて海面付近を泳ぎながら「流れ藻」に産卵するため、燧灘などでは漁の時、流れ藻を目印に網を引くこともあります。

身は透き通るほど美しく上品な白身で、淡白でさっぱりとした味わいが魅力。鮮度落ちが早いため、新鮮なまま味わえるのは地元ならでは。身を細く切った糸造りの刺身をはじめ、塩焼き・酢の物・すまし汁・干物など幅広く楽しめます。

春の野菜

アスパラガス(さぬきのめざめ)

旬の時期:3-4月、7月さぬのめざめは、瀬戸内の温暖な気候と栄養豊富な土壌が生んだ、香川県オリジナル品種のアスパラガス。高松市、丸亀市、まんのう町など県下全域で栽培されています。最大の特徴はその長さで、春には全長50cmにもなるロングサイズのものが出荷されます。成長しても穂先が開きにくく、根元までやわらかいのがこの品種ならでは。

シャキシャキとした歯ごたえと爽やかな甘みがあり、収穫直後の新鮮なものは生で食べられるほどです。1月から収穫が始まり、他品種より萌芽が早いのも特徴のひとつです。

青ねぎ

旬の時期:4-6月香川県各地で栽培される、みずみずしく香り豊かな青ねぎ。鮮度を保つために早朝から収穫され、根の土を丁寧に落として出荷されます。関東ではネギといえば白ネギを好んで食べますが、香川でネギといえばシャキシャキとした食感の青ネギが定番。

さぬきうどんの薬味としてはもちろん、ネギ焼き(お好み焼き)や、香川県産にんにくとオリーブオイルで炒めたネギ炒めなど、料理の主役としても活躍します。

にんにく

旬の時期:5-6月全国3位の生産量を誇る香川のにんにく(2023年統計)。琴平町をはじめ、善通寺市、観音寺市、さぬき市などで栽培されています。種は芽の出る方向が上になるように一つ一つ上下を確かめながら手植えされます。にんにくは土づくりが重要で、芽が伸びるたびに成長しやすいように土寄せをするなど手間をかけて育てています。

香川県産のにんにくは肉厚な粒と豊かな香り、濃厚な味が特徴。品質の高さは県内外で評価されています。ニンニク味噌やまるごと揚げなどさまざまな料理で楽しめます。

ナバナ

旬の時期:2-4月独特のほろ苦さが春の訪れを告げてくれるナバナ。アブラナ科で蕾・茎・葉を食用にします。香川県では昔から搾油用に菜の花を栽培していましたが、食用としての生産は1985年頃から始まりました。さぬき市、三木町、高松市、丸亀市などで広く栽培されており、千葉県に次ぐ全国有数の産地です。

香川県のオリジナル品種「瀬戸の春」は苦味が適度に抑えられた食べやすい味が特徴。おひたし、からし漬け、春のちらし寿司の彩りなど、さまざまな料理で春を感じさせてくれます。